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ご投稿頂いた、会心のトレードから、好転のきっかけや『気づき』を共有します。ご投稿者のさらなる上達の一助になれば幸いです。
レンジブレイクでレジスタンス候補までロング ブルーさん
いつも大変お世話になっております。以前投稿差し上げました、ブルーというものです。投稿直後に迷晴れボックスにてご紹介いただいたのですが、お礼が遅くなり大変申し訳なく、又、恥ずかしく思っております。
言い訳をさせていただけるなら、あの投稿の直後から、
練習ソフトを使い、過去チャートで一週間トレードを行い、同じ週の週間チャートナビを答え合わせとしてみる。又次の週に期間を設定して、トレードを行い、動画を見る。このような作業を1日数時間行うということを始めたため、再生するのはもっぱら週刊チャートナビだけで、迷晴れボックスを全く見なくなり、自分の投稿が紹介されていることに気づくのが遅くなりました。
私の書いたものを一文字一文字読んで下さり、感謝と申し訳なさが混ざったように感じております。
紹介されていることに気づいたのはかなり経ってからのことでしたので、今更返事を出すのが恥ずかしいという思いがあり、なかなか返事を差し上げることができなかったのですが、今回又投稿を決めたのは、上記した方法で、ドル円・ユールドルを二年分練習した結果、驚くほど利益が出るようになり、そのお礼を伝えたいという思いからです。
今回のトレード(勝ちトレード 2/27 日本時間深夜1時30分頃~朝5時頃)ですが、ユーロドルです。詳細については、画像に書き込みましたのでご参照いただければ幸いです。わかりにくい点が多々あると思いますが、ご容赦いただきますようお願いいたします。
自分自身では非常に良いトレードができたのではと考えていますが、厳しいご指導、賜りますようよろしくお願いしたいます。
このチャンネルに出会いFXで利益が出るようになりました。
特にこの1ヶ月(2019/2)は、毎日トレードし(リスクリワード1:1.5以上)、しかも、一日当たりでマイナスが一度もありませんでした。
これを書いている今日も、ドル円が最後の押し安値を下抜けしたところからエントリー、一波を取る事に成功しました。
最近YouTubeチャンネルにて、トレードの生放送を始めたのですが、今回の投稿したケースも生配信されていて、利益確定、直前の様子をスクリーンショットしてみました(5番目の画像です)。
今後も、上記の練習を続けていくつもりです。まだ見ていない週刊チャートナビもそうですが、一度練習した週、一度見た週刊チャートナビに対しても複数回考察させていただいております。
私自身としては、同じものを何度も見ることで、深まっていると感じています。
NoN先生におかれましては、ますますお元気でご活躍されることをご期待申し上げます。
見るべきポイントを洞察できてる!
しっかり売り買い両目線での状況判断ができるからこその「現在値」の解釈がすばらしいと思いました。
「ラス戻り目を上抜いたので、レンジはレジよりサポのほうが強かろう」
ラス戻り目を上抜いた事実からの買い目線と、左下降波戻り売りでレンジができた。
ただし、レンジを上抜けば上昇目安まで上げ幅がある。
ブルーさんは、こう分析しました。
今回の投稿では触れられてませんが、おそらく、レンジのなかでは、手を出さなかったでしょう。
ラス戻り目をブレイクした時点で、左下降波からの戻り売りを意識でき、レンジの気配を察することができたのではないでしょうか。
これを意識できないと、ラス戻り目を上抜いた事実だけで、何回も買い続け、敗け続けることになりそうです。
ブルーさんは引いてませんが、ボクは1時間上昇CHをロングのガイドに使います。
「レンジが徐々に切り上げ始め…」とあるので、レンジ高値ブレイクを待たずに安値切り上げでも入れたかもしれません。
ブルーさんは高値ブレイク+短期足押し目買いをトリガーにロングしました。
ボクは1時間CH㊦サポート+青〇モミで売り弱しなことを確認してロングします。
お互いタイミングの違いだけなので、どちらでもいいと思います。
個人的になるべく安いところから買いたいのは、高値ブレイクの場合、最悪、オレンジ安値まで下がってくるリスクがあるからです。
ブレイクを発生させた高安は、いわゆる「強者の値」なので、試される可能性があります。
緑安値、オレンジ安値、どちらが重視されるかわかりませんが、15分足以上しか見ない人なら、おそらくオレンジ安値ではないでしょうか。
ブルーさんは、エントリーに1分足ナナメラインを使うようですが、気をつけないと、5分足で認識できないような急角度なラインを引いてしまうことがあります。
もし、高安ブレイクで損切りが多いようなら、一度、5分足を考えてみてください。
タイミング取りなら5分足でもますし、エゴラインを引いてしまうリスクも減るでしょう。
まとめ
ブルーさんは、「迷晴れボックス#40」にご投稿いただいたプログラミング・スキルをお持ちの方です。
EAを始め、機械学習もできる方で、もともとは、少ないサンプルでしか検証できない「裁量トレード」に否定的だったように記憶しています。
戦術ばかりに気が囚われ、聖杯探しに5年も明け暮れていました。プログラミングの勉強や数学の勉強を始め、一つの仮説を証明が終わるまでに、パソコンで計算させて1ヶ月かかるような、計算を組んだり、計算専用のパソコンを購入しなりなどしましたが、結果は出ませんでした。
全く出なかったわけではないのですが、年間でドローダウンがあったり、ドローダウンから復活するまでの、日数のドローダウンが半年以上あったりと、実践的に使うには、無理があるというものでした。
裁量トレードというもに対してアレルギーがありました。人間の目や肌で相場を感じてトレードするという事は非常に危険な事だと考えていました。
パソコンを使って検証していた時には、何十万回というトレードシュミレーションの中で、偏りを探すというという事を基本としていましたので、人間ができる程度の試行回数では、全く不十分だと思っていたからです。
戦術探しのドツボにはまり込んでいました。機械学習にも取り組みましたが、結局は、こちらで設定をしないといけないので、EAを組んでるのと大差ないという事もわかり、どうしたものか、もうやめてしまう方がいいのかと、悶々としていました。
今回のご投稿では、「練習ソフトを使い、過去チャートで一週間トレードを行い、同じ週の週間チャートナビを答え合わせとしてみる。又次の週に期間を設定して、トレードを行い、動画を見る。」この方法で驚くほどの利益が出たということでご連絡いただきました。
学ぶの語原は「まねる」だといいます。
ひとつの基準を設けて自分の考えと比較してみるのは、きっと新たな発見や気づきをもたらすと思いますし、それは、ボクをモデルに、自分の考えをブレッシュアップすることにつながります。
さて、実はボクも、サラリーマン時代、3年ほどプログラマーをしてました。
プログラムの好きなところは、人が命令した通りにしか動かない、つまり、〇〇な感じ…とか、曖昧さを全く受け付けないところです。
プログラム設計者にとって想定外の情報が入ってくるとアベンド(アブノーマルエンド)といって異常終了します。
ボクは会社の会計システム担当でした。ある晩、どこかの営業所の営業マンが半角入力すべきところを、どうやったのか知りませんが全角入力できてしまい、夜中にマシン室(ホストコンピューター時代でした)に呼びだされたことがあります。
そして、このわずか数バイトのエラーデータの修正に朝まで付き合わされました。
それくらいコンピューターは融通が利きませんが、曖昧さを徹底的に排除する思考は、いまでも役にたってます。
ボクもかつては、インジケーター聖杯説を信じてましたが、どこかで違和感を覚えていました。
移動平均線のゴールデンクロス手法ひとつとってみても、世間一般的にそういわれているというだけです。
ゴールデンクロスと上昇モメンタムとの間に相関関係があるにせよ、その因果関係がよくわかならいので、ただ信じる気にはなれませんでした。
そこでこう仮説を立てました。
「ゴールデンクロスを信じて買い注文の量が増えるから上昇するのではないか。」
「もしそうなら、ゴールデンクロスそのものより、それを信じてる人の数のほうが大事な要素なのではないか。」
仮に100人のトレーダーのなかで、50人がゴールデンクロスを信じ、他の50人が何もしなければ相場は上がります。
ところが、そのとき、オシレーターが買われすぎを示唆していたらどうでしょう?もし、残りの50人が買われすぎを信じたら彼らは売ります。
ゴールデンクロスを信じる人と、買われすぎを信じる人の数が半々なら、勝負の行く末はわかりません。
ゴールデンクロスがオシレーターより絶対的に優れているともいえません。
そこで、行き着いたのが人の「心理」そのものを指標としてみることでした。
相場環境は人の心理がつくる。
これがボクの大前提です。
つまり、投資行動は、恐怖や欲望といった感情のはけ口として起こるだけ。それを証拠に、短期投機筋の、高値狩、安値狩といった手口は、人の焦りの感情を換金しています。
トランプ発言とか、政策金利とか、キリ番とか、ゴールデンクロスとか、オシレーターなどは、単なる「呼び水」であって、感情が動かなければ何も起こりません。
曖昧さのある相関関係をトレードの軸にすることに違和感を感じていましたが、人の心理を因果関係でみるようになってからは、迷いがなくなり、呼び水を使った手法などにも興味がなくなりました。
ボクが個人的に研究する相関関係なんかより、心理に基づいた因果関係のほうがはるかに信頼できると感じたからです。
これでかなり断捨離できました。
相場をつくる根源が「心理」だとわかった以上、売り手買い手の心理さえ把握できれば、呼び水なんてなんでもいいわけです。
分析する要素も単純化できました。
値段軸と時間軸と時間足の3つ、ガイドとして、水平線とナナメラインがあれば事足ります。
あらかじめ動き出しそうな時間と値段に目星をつけておけば、あとは何か呼び水的なイベント(ロンドン市場オープンなど)発生を待つだけです。
ただし、人の心理は心変わりもあって事前に目星はつきますが絶対ではありません。
たとえば、今度の日曜午後、彼女とデートの予定があるとします。
相場なら日曜午後が押し目候補です。
そのときの推測される感情はラブラブ押し目買いですが、そのデートの最後に彼女から大事な話があるといわれ、戻り売り話(お別れ)を切りだされたらどうでしょう。
ラブラブモードから一気にホワイトアウトします。
若いカップルの行く末なんて、所詮、最後は別れ、ありえないことではありません。
このようなことが、相場でも日常茶飯事に起こってます。
おそらく、彼女の心理をよくみていれば、デート前や、デート中にも、予兆があったはず。心の準備ができていれば、すくなくとも放心状態になるのは避けられたかもしれません。
以前にもお伝えしましたが、トレードの決断は、洞察力に比例します。分析は単なる情報整理なので執行力がありません。
洞察力を鍛えるには、なるべく分析を単純化すること、複雑な分析ほど、洞察力が働きません。
人工知能は、相関関係は得意ですが、因果関係(原因と結果)の分析はできないそうです。
いまのところ、因果関係の把握は人間にしかできないスキルなわけです。
ボクが短期足をみるのは、シナリオに因果関係をプラスしたいから。つまり、どんでん返しにも対応したいからです。
相関関係の自動売買、因果関係の裁量、それぞれにメリットとデメリットがありますが、今のところは裁量を重視しています。
◆お断り◆
この動画は「学習」を目的に制作されたものです。個人の見解を過去のチャートから解説したものであり、未来を予想したり、利益を保証するものではありません。
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Source: 迷晴れFX
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