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FedWatch利下げ織り込み低下の謎~短期レポ市場の金利急騰
投稿日 2019年9月19日 01:24:00 (ニュース)
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ドル金利低下で米株上昇、しかしドル円は下がらず~クロス円大幅上昇で
投稿日 2024年4月24日 01:01:00 (ニュース)
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週明け月曜、日本株・米株ともに反発も今週は米決算に注意。
投稿日 2024年4月23日 01:09:00 (ニュース)
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地政学リスクで売られた日本株市場、米国株市場では半導体銘柄が崩れ…
投稿日 2024年4月22日 01:28:00 (ニュース)
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TSMCの好決算でも米株市場続落、G7声明で過度な為替変動に言及もドル円は155円トライ
投稿日 2024年4月19日 02:48:00 (ニュース)
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介入へカウントダウン?日米韓財務省会合~ASML決算受け半導体株下落
投稿日 2024年4月18日 03:07:00 (ニュース)
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ドル金利上昇止まらず米株下落基調へ~リスクオフでも下がらなくなったドル円155円目指す展開
投稿日 2024年4月17日 00:19:00 (ニュース)
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強い米3月小売売上高うけドル円154円台へ~米金利高どこまで?!
投稿日 2024年4月16日 02:06:00 (ニュース)
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イラン報復でリスクオフ?気になるJPモルガン決算受けた株価下落
投稿日 2024年4月14日 19:05:00 (ニュース)
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今夜米PPIドル円153円台へ~そもそも米国は利下げできるのか
投稿日 2024年4月12日 04:18:00 (ニュース)
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米3月CPIを受けドル円152円突破、介入はどこで入る?
投稿日 2024年4月11日 02:08:00 (ニュース)
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日銀追加利上げへの地ならし?市場の反応は限定的だが…
投稿日 2024年4月10日 03:06:00 (ニュース)
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膠着続くドル円、今週ブレイクするならCPI?ECB?
投稿日 2024年4月9日 02:49:00 (ニュース)
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強い雇用統計でもドル円152円突破できず?!~株式市場は米金利高に耐えられるか
投稿日 2024年4月8日 01:58:00 (ニュース)
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ドル円相場の膠着続く、明日雇用統計~介入は155円までない?!
投稿日 2024年4月5日 02:16:00 (ニュース)
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ドル金利高も米株崩れず?~中国復調で豪ドルに注目か
投稿日 2024年4月4日 03:25:00 (ニュース)
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米長期金利上昇継続、米株下落・ドル円膠着~財務省OBからも介入牽制
投稿日 2024年4月3日 02:58:00 (ニュース)
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ISM製造業景況指数50回復でドル金利急上昇、ドル独歩高へ
投稿日 2024年4月2日 02:03:00 (ニュース)
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米3月コアPCE 前月から伸び鈍化も1月上方修正、ドル円は膠着のまま~今週は雇用統計
投稿日 2024年4月1日 00:52:00 (ニュース)
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年内3回の利下げは本当にあるのか?米要人からのタカ派発言相次ぐ
投稿日 2024年3月29日 03:02:00 (ニュース)
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ドル円相場151.97円まで円安(34年ぶり水準)で日銀・財務省・金融庁3者会合へ
投稿日 2024年3月28日 02:55:00 (ニュース)
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ドル円膠着29日PCE待ち?~今週は3月期末、日本株需給は?
投稿日 2024年3月27日 03:27:00 (ニュース)
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急激な人民元安は修正、神田財務官から市場牽制~ドル円小動きに
投稿日 2024年3月26日 02:43:00 (ニュース)
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人民元節目7.20元割り込み下落、ゴールド急反落~人民元安誘導は株式市場に波及するか?
投稿日 2024年3月25日 02:05:00 (ニュース)
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日米株式最高値更新~スイス利下げ、BOEハト派転換、米指標好調で結局ドル高
投稿日 2024年3月22日 03:38:00 (ニュース)
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3月FOMCややタカ派の内容もドル金利低下、米株高へ~過度な警戒後退か
投稿日 2024年3月21日 05:30:00 (ニュース)
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日銀マイナス金利解除もドル円急騰、150円台後半へ
投稿日 2024年3月20日 02:35:00 (ニュース)
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日銀会合前日、日経平均1000円超上昇~FOMCはタカ派に?!
投稿日 2024年3月19日 02:23:00 (ニュース)
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今週は中銀ウィーク、日銀動くか~ドル金利は上昇基調
投稿日 2024年3月18日 01:55:00 (ニュース)
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日銀観測気球乱打もドル円は円安に~米金利CPI/PPIで大きく上昇
投稿日 2024年3月15日 02:49:00 (ニュース)
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春闘受けて日銀3月に動くか、観測報道相次ぎドル円膠着
投稿日 2024年3月14日 03:45:00 (ニュース)
CME Fed Watchの急激な利下げ織り込みの低下はこれに起因しているようね。
このニュース見落としていました。
米短期金融市場で金利急上昇、FRBは臨時で資金を供給
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-repo-idJPKBN1W22TH
~銀行や企業が資金調達する際に支払う翌日物レポ金利が前日に続き上昇し、一時10%を付けた。四半期の法人税納付や国債入札の決済が立て込むなか、今週に入って短期市場に混乱がみられており~
米国内で銀行間で短期資金を調達する主要な市場である
レポ市場で金利が急騰しているのです。
レポ金利は通常、FF金利に近い水準で推移します。
FF金利は現在2.0~2.25%ですね。
これがいきなり10%に上昇したわけですから尋常じゃありません。
つまり、ドル需要が旺盛であるため調達コストが上昇しているということ。
ドル不足ってわけね。
これを受けてNY連銀は17日、銀行の持つ国債などを担保とするレポ取引を通じ
531億5000万ドルを市場に供給。18日も最大750億ドルを供給すると表明、
混乱の収拾をはかりましたが、この米国短期市場の混乱は世界のドル調達コストをも
引き上げてしまいました。当局がレポオペを実施するのは10年ぶりだとか。
リーマンショックの時以来、ということになります。
ちょっとちょっと、大丈夫?!(;’∀’)
何故、急にドル不足が生じているのか。
レポ金利の急上昇やまず、世界的なドル調達コストに波及
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-17/PXZ8QZ6TTDS001
①16日は企業が四半期の法人税を支払う期限、短期市場から資金を引き出した
②16日米財務省は入札国債の受け渡しを予定、780億ドル(8兆4300億円)
この入札の決済に資金が必要となった
この2つが重なったため、と解説されています。
米国の大手金融機関は、米国債入札に伴う市場の資金需要に
見合うだけの十分な手元現金が潤沢ではないってこと?!
まあ、今回のように当局が市場に資金供給を行えば問題はないのだけれど。
これがフェドウォッチの利下げ織り込み確率に影響を及ぼしたものとみられます。
ロイターもフェドウォッチの利下げ確率の低下に言及していますが、
「ごく限定的な取引の影響があったためで、市場心理の本格的な変化を示してはいないかもしれない。」と締めくくっていますね。
ですから、FOMCの金融政策における利下げを予想する上での
参考にはならないものと考えています。
こうした一連の騒動が、サウジの石油施設爆撃と重なる時期であったため
利下げ織り込みの低下は原油急騰と関係があるのでは。。。
などと考えたりもしたのですが、
たまたまドル資金需要が高まる要因が重なっただけです。
ただし、米国内の金融機関には潤沢なドルがない
ということが明らかになったわけで。
何か大きな事件があって一斉にドル需要が高まったら大変ですね。
米国内でも不足するわけですから、海外金融機関はもっと大変よ。
あと1時間半ほどでFOMCですが、それを受けてはまた明日。
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Source: ひろこの“ボラタイル”な日々
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