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2019聖夜に語る。人生に大切な7つのコト。
投稿日 2019年12月24日 16:41:48 (学ぶ・塾情報)
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AIで分析が楽になった
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投稿日 2025年12月13日 09:42:17 (学ぶ・塾情報)
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積みあがらない道
投稿日 2025年12月12日 23:56:19 (学ぶ・塾情報)
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どうせ、この後に
投稿日 2025年12月10日 23:25:23 (学ぶ・塾情報)
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皇国万歳!! 天皇陛下万歳!!
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ドル円155″本命押し目”の読み方|ユロドル1.150ダブルボトム後の行方|週ナビFX561
投稿日 2025年12月6日 10:49:45 (学ぶ・塾情報)
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ヘタクソ
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トコトン味わえ
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雰囲気が大事
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新書が宝島から出る
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【今週のFX総まとめ】デイトレーダー必見!ドル円・ユーロドル・ポンドドル分析と学び|週刊チャートナビ558回
投稿日 2025年11月15日 11:24:08 (学ぶ・塾情報)
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無駄、無駄、無駄
投稿日 2025年11月13日 21:09:57 (学ぶ・塾情報)
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勇ましいねぇ
投稿日 2025年11月11日 22:32:04 (学ぶ・塾情報)
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不具合
投稿日 2025年11月10日 21:11:32 (学ぶ・塾情報)
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【今週のFX総まとめ】デイトレーダー必見!ドル円・ユーロドル・ポンドドル分析と学び|週刊チャートナビ557回
投稿日 2025年11月8日 09:39:47 (学ぶ・塾情報)
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潜在意識の書き換え
投稿日 2025年11月7日 22:04:47 (学ぶ・塾情報)
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久しぶりにやらかした。
投稿日 2025年11月5日 22:29:06 (学ぶ・塾情報)
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裏目情報まち
投稿日 2025年11月4日 22:00:51 (学ぶ・塾情報)
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【今週のFX総まとめ】デイトレーダー必見!ドル円・ユーロドル・ポンドドル分析と学び|週刊チャートナビ556回
投稿日 2025年11月1日 10:14:47 (学ぶ・塾情報)
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しばらく続く
投稿日 2025年10月31日 09:46:32 (学ぶ・塾情報)
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簡単なことを難しくする
投稿日 2025年10月29日 22:49:29 (学ぶ・塾情報)
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【今週のFX総まとめ】デイトレーダー必見!ドル円・ユーロドル・ポンドドル分析と学び|週刊チャートナビ555回
投稿日 2025年10月25日 09:43:14 (学ぶ・塾情報)
クリスマスイヴに語る「生きる」をテーマにした雑談。偶然通りかかった視聴者さんも一緒にお楽しみください。
プロローグ
2014年12月7日に育ての母が77才で亡くなって5年経ちました。
この動画も始めて5年経ちました。
あっという間。
母が亡くなって、生みの母がいたことを半世紀過ぎて知りました。
幼少時代の写真がほとんど残されたないのと、両親ではない大人と一緒に住んでいたという微かな記憶があるので、薄々、変だと思ってましたが秘密にされてました。
生みの母はボクが3歳のとき亡くなっていて、生まれてすぐ母方の親戚に預けられていたようです。
育ての母が亡くなってしばらくして、自分のルーツを探す旅に出ました。
戸籍謄本から、ボクが3才頃まで住んでいた東京、大塚周辺のアパートを探し当て、近所の町内会長にも会って昔話も聞きましたが、そこで手掛かりがプッツリ途切れてしまいました。
半ばあきらめかけましたが、ダメモトで戸籍謄本の苗字をネットで検索、電話した一人目がビンゴ!生みの母の一番上の兄でした。
母には兄弟が5人いて、うち女性二人は亡くなってましたが、男兄弟三人とお会いすることができました。
ボクは、この5人兄弟とおばあちゃんに、とても可愛がってもらったそうです。
クリスマスプレゼントにカネゴンのビニール人形をダブって貰ったのを覚えてます。
ボクを引き取って育てたいという流れになったそうですが、実の父との折り合いがつかず、別れは突然きました。
ボクは、大塚のデパートのおもちゃ売り場に置き去りにされ、実の父と育ての母におもちゃで釣られ拉致されました(笑)
このショックな出来事のせいで、ボクには幼少期の記憶が断片的にしか残ってません。
それから半世紀、生みの母方の親戚には一度も会うことはありませんでした。
一番上のお兄さんは写真が上手で、幼児のボクの写真を保管してくれてました。
(この赤ちゃんがそうです)
そんなボクも人生を折り返し、人生の秋、真っただ中です。
今まで生きてきて、あのときこうしておけば…と、反省や後悔もありますが、おかげさまで、大きな逆境を乗り越え、今は、人生のバランスを取り戻せている実感があります。
イケイケゴーゴーだった30代の頃より、妻をみていると、今のほうが幸せそうなのが何よりです。
今日はクリスマスイヴ、世界がやさしさを意識する特別な日。
人生の砂時計が半分以上落ちている人、まだまだ、たくさん残っている人。
今年一年、順調だった人、最悪な一年だった人。
大切な人と出会えた人、大切な人を失った人。
この動画で初めてお会いする人、5年前からの人。
きっとなにかに「縁」で、今この場に集まっているのだと思います。
この必然を信じ、今のボクが、今まで生きたそれぞれのボクに伝えたい「人生に大切な7つのこと」を語ります。
お酒の飲める方は、グラスを傾けながらお付き合い願えたら幸いです。
1.働いたご褒美が「幸せ」じゃない。
ハーバード・ビジネス・スクールの研究では、人の幸福度は年収900万円でピークを迎えるそうです。
お金持ちになることは、思ってるほど幸せに繋がらないのですね。
ボクの30代は、物質的な成功を求め過ぎました。
イケイケドンドンな青年実業家きどり。月に一度は六本木に繰り出し「ピンちゃんのドンといってみよー!」とピンクのドンペリを空けて、「財布に50万入ってないと窒息する」とか言ってました。
まぁ、あれはあれで、今、居酒屋トークのネタにはなってます(笑)
『代償なくして成功なし』
成功すれば家族を一生幸せにできるから、今は家族を犠牲にするのは仕方ない。
そう解釈してました。
子供とも一切触れあわず、家をでるとき、子供に「また来てね!」と言われる始末。
家族旅行も成功してからと後回し、ボクに家族旅行の思い出はほとんどありません。
今となっては「間違いだらけの成功哲学」の本が書けるくらい大間違いしました。
一時的にはうまくいっても、「一生楽しく暮らしましたとさ」なんてファンタジーは起こりません。
ビジネスは立ち上げより、安定させるほうが遥かに難しい。
1憶稼いでも、生活レベルを一気上げすれば、5000万の家と家具、ベンツSクラスを買って終いです。
奥さんが育児ノイローゼだったのに、オレはオレで大変なんだ~!てな感じのダメダメ亭主でした。
幸せは成功者が貰えるご褒美じゃありません。
仕事が忙しいから充実してるわけでもありません。
所有物や預金通帳のケタ数で、人の価値が決まるわけじゃありません。
幸せを後回しにすべきじゃありません。
幸せってセンスです。
今をバラ色にできるセンスのない人は、お金持ちになったから幸せになれるとは限りません。
ボクの奥さんは、あのころより、40代で無職になってからのほうが「幸せ」といってくれます。
2.チャンスを逃すな、ラッキーは待つな。
モーガンフリーマン主演の『エバンオールマイティ』という映画があります。
念願叶って政治家になった主人公エバンは、神様に「世界を変える力をお貸しください」と祈ります。
翌日、神様(モーガン・フリーマン)が現れ、箱舟をつくりなさいといわれます。
ところが、神様のいう事を全く信じないエバンにユニークな災難が次々ふりかかるというコメディーです。
神様のセリフ。
「忍耐をと祈れば、神は忍耐をくれるか?それとも忍耐のチャンスをくれるか?」
「勇気をと祈れば勇気を?それとも勇気のチャンスを?」
「もし家族の絆をと祈れば神はあたたかい温もりをくれるか?それとも、愛し合うチャンスを?」
神様はラッキーではなく、チャンスをくれるんですよね。
ボクは『引き寄せの法則』は、脳のRASの機能だと思ってます。
つまり、赤い車を買った人が、赤い車の台数が多いと錯覚するのと同じ。自分が見たいものがみえてる現象であって、実際に赤いくるまの台数が増えたわけじゃありません。
自分探しと称してパワースポットに通っては「ラッキー」をひたすら待っていても、具体的な行動を起こさないと何も起こりません。
脳のRASの機能を使えば「引き寄せ」などバンバン起こります、というか、引き寄せてるように見えます。
「できるわけない」と信じてる人と、「きっとうまくいく」と信じる人とでは行動が違います。
引き寄せてるわけでなく、自分が向かってるんです。
時間の流れは平等なので、犬も歩けばチャンスに当たります。
行動しないと、ただ「時間」というベルトコンベアに乗ってるだけです。
チャンスは突然やってくるので、いつでも、チャンスを拾えるよう「準備」が肝心です。
準備とチャンスのクロスでエントリー!
準備中はお金にならず、誰にも評価されないけど、準備しておかないとチャンスが拾えません。
ただし、すべての準備が整うまで待ってはタイミングを逃すことがあります。
何をするにもリスクはあります、安全で完璧なタイミングなんてありません。
3.今の幸せにしがみつくな。
人生には「波」がある。
誰でも人生のピークを望みますが、ピークを過ぎれば下り坂が待っている。
掛け算で増えるものは、割り算で減り、一生モテ期の人はいません。
ボクは30代中盤くらいから低空飛行でした。再浮上を何度も試みて、空しい努力を10年ほど続けました。
人生80年。そのうち働けるのが50年とすすと10年はかなり長いです。
もっと早く、見切りをつけていたら、もっと早く、次の波に乗れたかもしれません。
過去の栄光を再び取り戻すべく、浜辺で砂の城をつくっては、波にザブーンとさらわれてを繰り返しました。
現状を悲観したり、難しいと感じたり、人を恨んだりもしました。
何をしても腐るものは腐ります。
何をしても実るものは実ります。
タイミングって、努力よりも影響力が強い。
大きな努力で何とかするより、波のイイところで入れば、小さな努力で運ばれていきます。
今は結果オーライのボクですが、あんな時間の使い方は勿体なかったです。
沈む船と知りながら、船と運命をともにすべき。それが正しいと最後まで粘りましたが、沈没後も人生は続くんで、えらい目に逢いました。
しがみつかず、手放すって凄く大事。
ボクは神社で御賽銭に5,000円を入れます。これは、日ごろの感謝と「勿体ない」を手放す練習もかねてます。
勿体ないくらいのものを手放すと、そこそこイイモノ、もしくは、それ以上のモノが手に入ります。
不用品を処分する程度じゃダメ、勿体ないくらいが丁度良く、新鮮な流れを引き込むコツです。
回転すしのネタがもう一週回ってくるのを待っていても、鮮度が落ちてパリパリ、次から次にくる新鮮なネタを取るほうが賢いというもの。
今の幸せにしがみついて悲観しながら溺れるより、次の幸せの波をつかむことにフォーカスしましょう。
4.幸せ言葉を使う。
誰もが幸せを望むかといえば、信じられないことに、不幸になりたい人もいます。
失敗して「責任」をとりたくないから、今のまま不幸なままでいい。
社会的な成功や大きなお金には責任が伴うから、今のままでいいい。
幸せになることを放棄してしまえば、ストレスやプレッシャーから逃げられる。
人は「責任」を引き受けるのを避け続けると不幸になります。
そうやって、幸せになることを放棄してる人は、意外に多いのではないでしょうか。
派遣労働問題も、そのひとつかもしれません。
自分を安く売るほうが、高く売るより「楽」なのだと思います。
過去のトラウマのせいですが、ボクも正直、大金がドン!と入ってくることに少し不安があります。
その報酬に見合う対価を支払わされる。
その対価が、家族の病気なのか、何なのかわかりませんが、等価交換で差し引かれるような気がします。
富裕層が巨額の寄付をするのは、この対価を支払うリスクを避けるためもあるかもしれません。
責任とは『引き受ける覚悟』と言い換えてもいいでしょう。
人は失敗を恐れるだけでなく、成功も恐れます。
「大成功して社会からものすごく評価されたらどうしよう」が、「今のままでいい」となります。
ただでさえ、人の脳は哺乳類や爬虫類だった頃の仕組みを引き継いでいます。
人の脳は、死につながる変化を嫌い、現状維持を好みます。
脳科学的にいって、成功願望は原始脳の仕組みに逆らっているわけです。
そこで、目は目を、脳科学には脳科学で「現状維持システム」には「認知バイアス」で対抗するのはどうでしょう。
その方法は「幸せ言葉」を使うこと。
美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。
美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。
オードリー・ヘップバーンも、こういってます。
よく言霊といいますが、言葉には「変化」を起こすパワーがあります。
昔、神道の人に「祝詞」は神様との共通言語と聞きました。
聖書の冒頭にも「はじめに言葉ありき」と書かれています。
人生を変えたいなら、その始めの「言葉」を変えます。
現実なんて解釈次第で、ネガティブにもポジティブにもなるホログラム。昔は辛かったことも、今はいい思い出なんて、よくあることです。
「自分なんて…どうせダメ」
そう言葉にすれば、そういう「認知バイアス」がかり、ダメなところばかりをカウントして不幸道一直線です。
今年は毎週のように、日曜日に山や森にハイキングに出かけました。
森を歩きながら「キレイだなぁ~」て言葉にすると、認知バイアスのせいか、苔や、木洩れ日、キレイが次々と見つかります。
言葉に縛られ生きる人と、言葉で解放され生きる人がいます。
オカルトチックですが、「ありがとう」といわれた植物と「バカヤロー」といわれた植物は育ちが違うらしいですね。
ありがとうって言うと気分が良くなるのは、そのせいかも。
528hzは聖なる周波数といわれ、DNAを修復してくれるといいます。ジョンレノンがイマジンをつくるとき528hzの周波数を込めたといわれてます。
リラクゼーション効果で「1/fゆらぎ」がありますね。
美空ひばり、宇多田ヒカル、MISIA、森本レオさんは、この声を持っているといいます。
言葉の持つ「意味」が機能するのか「周波数」なのか、どっちなんでしょうね。
5.才能で生きる。
人には、独創性、再現性、共感性という3つの才能があるといいます。
独創性は人が思いつかない着眼点を持つ才能。
再現性は論理的に物事を考える才能。
共感性はその場の空気を読む才能。
これらがミックスされて、その人をつくります。
独創型なら起業家やアーティスト、再現型ならプログラマー、共感型なら営業や雑誌編集者なんか合ってそうです。
ボクの奥さんは絵がとても上手くいので、独創60%、共感40%くらいのミックスかもしれません。論理的ではないので教えるのは苦手です。
人より優れた「特性」というハサミを持って生まれてくるなら、そのハサミを磨いて、使って生きていければ最高の人生ですね。
才能って好きなことから探せます。
何をしてる自分が好きか、そのなかに「才能」があります。
今の時代、好きなことに需要さえあれば、お金を稼ぐことだってできます。
ボクは小学生のころ、ボードゲームづくりにハマりました。
でっかいボール紙に日本地図と鉄道路線を描き、それぞれの駅に駅弁カードや名所カードを配置、日本一周する間に、たくさんの駅弁と名所を訪れた人の勝利です。
つまり一番遅くゴールした人が勝利するボードゲーム。
近所に住んでた親戚の子たちとよく遊びました。
中学からは親の目もあって、ボードゲームをつくる時間はなくなってしまいました。
その代わり、息子は東京でゲームをつくってます、遺伝子ですかね。
ドイツのボードゲーム市場は550億円で日本の10倍市場です。本場ドイツに行けば、ボードゲーム作家の道も開けたかもしれませんね。
SNS時代の今なら、海外と国内の垣根なんて無いに等しいので、才能バサミを磨き、世の中のニーズを満たして稼ぐ人が、どんどん出てくるんじゃないでしょうか。
小学生の人気の職業1位はユーチューバーですが、YouTubeは職業というより、世界に向けた「表現の場」とするのがベターでしょう。
まずは何を表現したいかを見つけることです。
この前、飲みに行ったスナックの女の子に「好きな琴の演奏でユーチューブをやりたい、どうすればいい?」と聞かれたので、
「早朝、着物着て、神社の鳥居の前で、ゲームオブスローンズのテーマを琴で演奏する動画をつくり、タイトルを英語でアップ」といいました。
本気で受け取ってくれれば嬉しいです。
6.親に顔を見せに行く。
格安航空会社ジェットスターのCM、あれいいですね。
『両親と離れて暮らす私たちは、あと何回、親に会えるのだろう。自分の誕生日には、離れて暮らす親に「顔を見せに行く」という親孝行を』
最近はテレビCMより、ウェブ広告が面白くて、ついつい最後まで見てしまいます。
ボクは社会人になるまで千葉県の松戸市に住んでました。
30代の頃は、年に1回帰省するだけ。親に電話もほとんどしませんでした。
40代で無職になった時期と父の認知症が重なり、頻繁に帰省するようになりました。
父の認知症による心労で母が突然亡くなるまでの1年くらいは、月に1度くらい帰ってました。
今思えば、これが最後の親孝行になりました。
帰省するたび、母と近所のファミレスや居酒屋に行きしゃべりました。
昔話と芸能人の悪口、会うたびにリフレインされるネタばかりでしたが、それでも、ウンウン聞いてあげました。
生涯でボクのウエイトがかなり大きかったようで、「育てられてよかった」といってくれました。
こんなボクでも、母には自慢の息子で、近所の人に「息子が帰ってきた」とテンション高く触れ回っていました。
父を施設に入所させたら、温泉にでも連れて行ってあげようと計画しましたが、その願いは叶いませんでした。
人生そういうもんですね。
それでも、死に際に「ありがとう」と何回もいってくれたのが救いでした。
最期の1年で15回くらい会ったでしょうか、普通なら、15年分の帰省を1年でこなしました。
実の子ではないのに「育てられてよかった」といってくれるような人に、そのまま逝かれたら凄い罪悪感が残ります。
ドン底の無職だったからこそ何回も会えて罪悪感も薄れました。
ボクの動画のコメントに、成功したら、トレードで儲けたら、親孝行します、なんて人が時々います。
ボクもそう思ってました、儲かったら、成功したらって…
でも、本当はただ会いに行って顔を見せるだけで十分なんです。
サプライズもプレゼントもいりません。
ただ会いに行って、近所の喫茶店で昔話や、芸能人や政治家の悪口に付き合ってあげる、それが親孝行なんです。
親からすれば、孫は可愛いいものですが、ただ可愛いだけで、実の息子や娘には到底叶いません。
親を亡くしてから、もっと親孝行しておけばよかったと、罪悪感を抱く人はとても多いといいます。
「親孝行したいときには親はなし」
親の有難みに気づくときに親はいない、そういう意味です。
いつか親孝行したいなら、今しましょう。
オレオレ、オレオレ詐欺じゃないよ、今度帰るから、飯でも食いにいこう、そう電話するだけなので…
7.いつもアイラブ・ミー
またまた、映画のご紹介。
クリスマスにおすすめの「ホリディ」は、ラブコメベスト5に入る名作です。
失恋した二人の女性がホームエクスチェンジする話なんですが、ボクが好きなのは、アカデミー賞の受賞経験がある映画脚本家のアーサーという老人が、主人公の女性アイリス(ケイト・ウインスレット)にいうセリフ。
「映画にはな、主演女優と助演女優がいる。君は間違いなく主演女優だ。にもかかわらず脇役のように振る舞っている。」
アイラブ・ユーの前にアイラブ・ミー。
不幸な人って、自分が嫌いです。
小中学生のボクはかなり出来が悪く、勉強はダメ、スポーツはダメ、かといって笑いのセンスもない。
必然的にいじめられ、教室の一番端っこにいました。
何をやってもうまくいく気がしない、劣等感しかない自分が嫌いでした。
同級生や大人たちからダメ出しされても、それを剥がそうとする気概もなく、ただ毎日、時間が過ぎるのを耐えてました。
変われたきっかけは、高校進学のため、親が家庭教師をつけてくれたことです。
そこで初めて、ボクは頭が悪いのではなく、勉強のやり方を知らなかっただけなことを知りました。
学校の先生は絶対で、その人に教わってもできない自分はバカなんだと思ってましたが、そうではないことに気づかせたくれたのは大学生の家庭教師でした。
競争すればいつだって負ける気満々の少年が、高校受験で初めての成功体験をしました。
自分が自分を越えていく楽しさを知り、理想の自分を追い求める自分を好きになり始めました。
自分が大嫌いだったからこそ、自分が好きになる気持ちよさに気づけ、その感覚を、その後の人生でも大事にしてます。
健やかなるときも、病めるときも、死が魂と体を分かつまで、自己愛を持ち続ければ、万事うまくいくと信じてます。
でも、ちょっと調子が良くなると、ニョキニョキ姿を現れすのが「承認欲求」、これが厄介です。
他人に認められたい気持ちは健全な感情ですが、他人の目を気にしすぎると承認欲求に支配されてしまいます。
有名なアドラー心理学の「課題の分離」では、自分の課題と他人の課題に分けろといってます。
他人の期待に応えようとしたり、他人に認めてもらいたい気持ちは他人の課題。
あなたを認めるかどうかは他人だから、あなたにはどうすることもできません。
その課題の責任が誰に属するものかを考え、それが自分なら自分の課題です。
今まさに自己嫌悪に襲われてる人も、もしかしたら他人の課題で悩んでいるだけかもしれません。
もうひとつ、
人格と行動は別物なので分離させます。
今年、大失態をやらかしてしまったあなたも、ポンドで大負けした人も、それは行動がダメだっただけで、あなた自身という人間を否定するものではありません。
「そんなことだから、お前(いう人間)はダメなんだ」
仕事でミスすると人格否定する上司がたまにいますが、そういうお前がダメなんです。
あなたの人生を生きれるのは、あなただけ、他人は脇役、人目を気にして、あなたの課題をこなせないなんてバカらしいです。
他人の夢をかなえる人生を生きるべきじゃありませんね。
エピローグ
小説「クリスマスキャロル」では、冷酷無慈悲でエゴイストのスクルージが3人の精霊に逢うことで改心して生き方を変えるお話。
でも、これは特別なストーリーではなく、誰の人生にも起こります。
ボクの精霊は、40過ぎの大きな挫折と、両親の介護と死でした、3人目の精霊はまだこれからかもしれません(笑)
でも、そんなことがあったおかげで、人生を生き直してる実感があります。
もし、ボクのイケイケゴーゴーのままだったら、母と頻繁に会うことはなく、家族も大切にできず不幸になっていたかもしれません。
きっとそうなってたでしょう。
ボクは大切なものを失くす寸前に、気づかせてもらえてラッキーでした。
最期に、Holsteeという会社のマニュフェスト(社訓)に書かれた言葉を贈ります。
THIS IS YOUR LIFE.(これはあなたの人生です)
自分の好きなことをやりなさい。そして、どんどんやりなさい。
何か気に入らないことがあれば、それを変えなさい。
今の仕事が気に入らなければ、やめなさい。
時間が足りないのなら、テレビを見るのをやめなさい。
人生をかけて愛する人を探してるなら、それもやめなさい。
その人は、あなたが好きなことを始めたときにあらわれます。
考えすぎるのをやめなさい、人生はシンプルです。
すべての感情は美しい。食事を、ひと口ひと口味わいなさい。
新しいことや人々との出会いに、心を、腕を、そしてハートを開きなさい。
私たちは、お互いの違いで結びついているのです。
自分のまわりの人々に、何に情熱を傾けているのか聞きなさい、
そして、その人たちにあなた自身の夢も語りなさい。
たくさん旅をしなさい。
道に迷うことで、新しい自分を発見するでしょう。
ときにチャンスは一度しか訪れません。しっかりつかみなさい。
人生とは、あなたが出会う人々であり、その人たちとあなたが作るもの。
だから、待っていないで作りはじめなさい。
人生は短い。
情熱を身にまとい、自分の夢を生きよう。
マニュフェストのダウンロード HOLSTEE MANIFEST (PDF 114KB)
人生は短く、世界ってのは広大にみえても、自分が見たり聞いたりして認知できる小さな範囲、解釈がつくる幻想です。
旅の後半になって、人生は長いように思えて、凄く短いものだと感じます。
人間ひとり、一生のうちやれることなんて、そんなに多くないです。
後悔しないよう、今しかできないことを、今すべきですね。
そうやって、シンプルに考え生きるのがベストです。
来年もシンプルに、そして、深く、誰かのなかに、何かを残せるよう、動画づくりも頑張ります。
Happy Christmas !
良いお年をお迎えください。
Source: 迷晴れFX
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