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テクニカル分析の原点!相場を「かたまり」で観る3つのベネフィット。/MBOX137
投稿日 2022年6月23日 20:05:21 (学ぶ・塾情報)
- 底のWボトムを反転させられる大きさの山尊天井を形成。山尊左肩と同じくらいの時間経過を山尊右肩で作っている。
- 5/5押し安値(ピンクライン)まで値幅がある。
- 山尊右肩(黄緑ボックス)の中にさらに山尊天井(オレンジ・ボックス)確認。
- オレンジ・ボックスの山尊天井が成功するかの最後の攻防が赤ボックスで行われている。
- 赤ボックスで売り手が勝ったと判断、赤〇で売りエントリー。
- 直近でWWボトムを形成していたため(灰色で線を表示)、それの崩れたタイミングとも重なる。
- 黄色の斜めラインも参考程度に引いていた、WWボトムを確認できたのでそこからの買いを警戒して、エントリーするならこの斜めラインを抜けてから考えようと思っていた。
- エントリー足の手前の数本で小さなレンジを作ったので(緑ボックス)そのブレイクでエントリーした。
- 損切りは赤ボックスの上だと遠かったので、緑ボックスの上に設定。
- H1とM15で意識されそうなライン(M15画像の黄色ライン)でWボトム形成で半決済(M5画像の黄色〇)+28.6pips
- MT4時間20時に4時間足切り替わりで全決済(M5画像の黄色〇)+23.1pips
- 狙いはH4画像のピンクラインだったが切った理由は、深夜突入で日をまたぐことと、下がるにしても赤ボックス上限を試す流れになった場合、今回の損切り位置では切られてしまうため、大きく戻す動きになる前に決済しようと思ったため。
- 仮に深夜でなければチャートを監視できるので、半ポジは128.0000のキリ番の上に逆指値をして目標値(H4画像のピンクライン)目指してホールドしていたと思う。
- 128.0000のキリ番が真下にあったこと。ただし、上記の根拠と照らし合わせると、根拠のほうが多く期待値が高いと判断した。
- 損切りラインをM5の小さなレンジの上に置いたこと。これに関しても、もし逆行すればさっさと切って上から売りなおそうと思っていたので良しと判断した。
- このトレードを振り返ってみて、目標値まで伸ばせなかったが、練習してきた通りに狙うべき波に乗ることができたと思います。
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投稿日 2023年11月4日 14:35:54 (学ぶ・塾情報)
迷晴れボックス第137回、視聴者さんのトレード投稿を考察、テクニカルやメンタル面の改善策や気づきや学びをシェアします。
今回のトレードから学べること。
相場を「かたまり」で見る3つのベネフィット。
1.相場をかたまりで観ると「分析脳力」が劇的に向上する。
2.値動きをかたまりで捉えれば、直感的に「環境認識」できる。
3.逆行しないエントリー・ポイントは、かたまりで絞り込める。
竹中さんのトレード。
迷晴れ様、初めまして、いつも動画を拝見しております、沖縄県在住の26歳、竹中と申します。
週末はコンビニで深夜勤を、平日はチャートを監視しております。FXを初めて3年ほどになりますが、初めて月間プラスが3か月連続で続いたので結果報告とお礼がしたくて初めてコメントいたしました。
迷晴れ様の動画は2年ほど前から拝見しておりましたが、動画内でよくおっしゃっている勝てないトレーダーのやってしまうことを余すことなく経験してきました。
これまでは迷晴れ様がエントリーしているポイントは私も全て取るんだ!くらいの意気込みでチャートを見ていましたし、フォレックステスターを使った練習でもそれを前提にやって一向に自信が持てる結果を出すことができませんでした。
状況が変わり始めたのが去年の11月、迷晴れ様と同じエントリーにこだわってきたことを捨て、ロングはしない、4時間の波未満に乗らない、20pips以内に損切りが置けないところでやらない、早朝と深夜はトレードしない など、いろんな検証の結果、これなら月間プラスにできるというものを1つ見つけ、それだけ狙うことを徹底しました。
負けにくくなってきたかと思うと、プラス収支が増えてきて、偶然プラスが続いているだけかもと何度も不安になりながらの月日でしたが、ちょうど先月で最初の目標にしていた3か月連続プラスを達成しました。
また、以前までは月に取れるだけpips取るぞ!と漠然としていましたが、ドルストレート6通貨合わせて月間100pipsを目標にし、それも3か月間つづけて達成することができました。
これらの結果を出せたのも、投資家心理をベースにしたトレードスタイルを丁寧に解説いただいていることや、トレーダーとしてあるべき考え方をご教授いただいたおかげです。
迷晴れ様を私の指針とできたことで、負け続けてきた3年の中で、自動売買を買ってみたり、インジケーターを組み合わせてどうにかしようせず、たくさんの失敗はありましたが、それでも進むべきレールを大きくズレずに進んでこれました。
これからも迷晴れ様を私の目標として精進していきます。また3か月連続でプラスを達成できた時は、勝手ではございますがご報告させてください。
改めて迷晴れ様に深く感謝申し上げます。これからも何卒よろしくお願いいたします。
早速ではありますが、私の直近のトレードを添付いたします。添付資料を作成するにあたって、編集や言葉でまとめることが大変だと実感しました。
迷晴れ様がいつも視聴者の方にわかりやすいよう編集するために、物凄く時間を割かれているんだろうなと改めて敬服しました。いつも本当にありがとうございます!
環境認識
USD/CAD H4 5/26
セットアップ
USD/CAD H1
エントリー&イグジット
USD/CAD M15
USD/CAD M5 (MT4時間)16:46 売りエントリー18:45半決済、20:00全決済
エントリー
イグジット
懸念点
ここから質問ですが、よく視聴者の方の添削動画で、「こういった切り上げラインは何本でも引けるから注意したほうがよい」とおっしゃっていますが、今回私がエントリーのトリガーとして参考にしたM5画像の黄色の安値切り上げラインは迷晴れ様なら参考に使うでしょうか。また、私と同じエントリーポイントで入った場合、M5画像の赤ボックスの上に損切りラインを設定するでしょうか。
その辺りも含めて、もし迷晴れ様ならそれぞれの時間軸でどのようなシナリオを立て、エントリー決済するのかをぜひお聞きしたいです。
長文になりましたが、ご都合の良いタイミングで添削いただけると幸いでございます。何卒、よろしくお願いいたします。
トレード考察
環境認識
USD/CAD W1
週足は下目線、2021年高値と安値切上げの△持ち合いで、5月高値に「週足ピンバー」を目視できます。
USD/CAD D1
レンジ内の値動きは押し戻しが深いので、今回の目標値5/5押し安値(ピンクライン)を割れば、2021年高値抜け分がダマシと認知され△持ち合い安値までの下落が見込めます。
ボクなら「2021高値抜き5/5強者の押し安値」をブルベアの分水嶺とみます。
5/5押し安値までの下落を抜くなら、2021年高値の週足ピンバーをオーバー・シュートとみてショートして保有するか、ショート・スキャルでサポートまで数回に分けて抜くかの二択になります。
USD/CAD H4
チャートをブロック化することで「環境認識」を視覚化してるところが高評価ポイントです。
結果的に5/5押し安値へスンナリ落ちましたが、4時間足クラスは高値を更新したオレンジ上昇波の支配下にあります。
この解釈だと5/5押し安値を割るまでブル派の抵抗が想定されます。
ショートするなら、黄〇安値や1.28キリ番など、5/5押し安値まで複数個所あるサポートを気にせざるをえません。
セットアップ
USD/CAD H1
最高値から黄ブロック(三尊右肩)への高値切下げ。⇒そこから、オレンジ・ブロック(ミニ三尊天井)への高値切下げ。⇒さらに、赤ブロック(最後の攻防)への高値切下げ。
複数ブロックをフラクタルにみて、3段階の高値切下げを売りのセットアップとしているところが高評価ポイントです。
ただし、目標値の5/5押し安値到達まで、キリ番1.28→オレンジ・ブロック安値→黄ブロック安値といったサポートを切り崩す必要があります。
こういう連続したサポートを意識しながらリエントリーを繰り返すトレードはリスク高目です。
大きくみたら日足△持ち合いのなかにいるので、高いところで売れたら、分足のジグザグな動きなど無視して保有するほうが良い結果になるかもしれません。
トリガー
USD/CAD M15
トリガーはWwボトム2番底(赤ブロック)の崩れ、赤ブロック内を5分足で見極めています。
USD/CAD M5
Wwボトム2番底(赤ボックス)の最後の攻防を見極め、買い手が諦めるタイミングで売れたので直後に下落しています。
チャートをブロック分けして「環境認識」と「セットアップ」を見える化したことで、上位足から下位足への落とし込みが上手くいってます。
竹中さんは、5分足でみる「部分」が、4時間足でみた「全体」のどの部分になるのかを把握できてるわけです。
5分足でエントリーすることで損切り幅を極めて小さくできますが、そもそも、全体と部分の位置把握ができるレベルにない人がやると5分足に振り回されるだけです。
ご質問の回答。
USD/CAD M5
よく視聴者の方の添削動画で、「こういった切り上げラインは何本でも引けるから注意したほうがよい」とおっしゃっていますが、今回私がエントリーのトリガーとして参考にしたM5画像の黄色の安値切り上げラインは迷晴れ様なら参考に使うでしょうか。また、私と同じエントリーポイントで入った場合、M5画像の赤ボックスの上に損切りラインを設定するでしょうか。損切りは赤ボックスの上だと遠かったので、緑ボックスの上に設定しました。
USD/CAD M5
ボクなら、5分足の超短期切上げラインは使わず、今回なら「ハラミ足安値抜け」をトリガーにショートするでしょう。(タイミングは竹中ショートと同じ)
エントリー後はキリ番1.28反発を注視。トリガーにしたハラミ足高値付近まで戻されれば、一旦戻り売りを受け下がらないと判断したところで切ります。
損切りラインをM5の小さなレンジの上に置いたこと。これに関しても、もし逆行すればさっさと切って上から売りなおそうと思っていたので良しと判断した。
この辺りのことは個人差があるので、予め決めておいたマイルールを実行できれば、それででいいと思います。
USD/CAD M5
狙いはH4画像のピンクライン(5/5押し安値)だったが切った理由は、深夜突入で日をまたぐことと、下がるにしても赤ボックス上限を試す流れになった場合、今回の損切り位置では切られてしまうため、大きく戻す動きになる前に決済しようと思ったため。仮に深夜でなければチャートを監視できるので、半ポジは128.0000のキリ番の上に逆指値をして目標値(H4画像のピンクライン5/5押し安値)目指してホールドしていたと思う。
USD/CAD M15
今回のトレードは目標値を5/5押し安値とされてましたが、ボクの見立てだと圧倒的に売り有利ともいえない相場です。
ただ、もしこのまま日足△持ち合い安値へ下落するなら、かなり高いところで売れてるので、半ポジは利確、残り半ポジで短期下降トレンドを撤退的に引っ張ります。
ちょっと気になったのは…
5分足でエントリーしたあと、そのまま5分足を見続けたらダメです。
勝ちトレードが確定、逆指値を置いたら、5分足はみないほうがいいです。
5分足ロックオンをし続けてはいけません。
あと、凄く根本的なことなんですが、アメリカとカナダの経済環境は正の相関にあるので、ドル・カナダはFXに不向きな通貨ペアではないでしょうか。短期売買にも向かない気がします。
今回のトレードは、動きの読みづらい通貨ペア、かつ、やさしくない相場環境という状況下にありました。
竹中さんはスキャルピング的なタイミングのとり方が上手いので、エントリーしたら逆行せず、狙った方向へ動くことが多いのではないでしょうか。
これは、絶妙なエントリーの恩恵によることが大きく、おそらくどんな通貨ペアでも、短期なら利益を出せるのでしょう。
ただ、50ピプスを越えて大きく利を延ばすなら、テクニカルが効きやすく、わかりやすい流動性の高い通貨ペアを選ぶべきと思います。
今のエントリー技術があれば、3大通貨(米ドル・ユーロ・円)のやさしい相場環境なら、凄く楽に利を延ばせるでしょう。
スキャルのタイミングでエントリーして、スイングのタイミングでアウト、そんな贅沢なトレードも夢じゃないです。
まとめ
今回の竹中さんのトレードで特筆すべきポイントがあります。
それは、チャートをかたまりでみていることです。
さて、今回のまとめとして、「相場をかたまりで見る3つのベネフィット」をお伝えします。
1.相場をかたまりで観ると「分析脳力」が劇的に向上する。
「分析」とはモノゴトを見やすくして「比較」することである。
ならば、チャート分析とは値動きを「かたまり」で捉え、大小比較することである。
値動きのかたまりをブロック化して比較することで、そこに意味が見えてくてくる。
そこで初めて、自分の脳力がスタンバイ状態になって活性化される。
このレベルに到達しないと、能力がスリープ状態のままなのだ。
つまり、値動きを「かたまり」でみることで、自分の頭を使う準備を整えることができる。
Wボトム、Wトップ、H&S、フラッグ、△持ち合い、ボックスレンジ、波のはらみ。
これらはすべてかたまりであって、相場は「かたまり」が意識されてます。
ブログのレイアウトは、ひとつの意味ごとの「かたまり」を段落としてブロック化する。
そうすることで、読み手が直感的にブロックをひとつの意味を持ったまとまりとして把握でき、内容に集中できるからだ。
スケッチをするとき、上手に描こうと形を追うとうまくいかないが、色の「かたまり」で捉えるとうまくいく。
英語も単語や文法ではなく「かたまり」でみるといいらしいし、速読も「かたまり」で読む。
人が直感的に動くには、論理的にブロック化された「かたまり」をどうレイアウトするかにかかっている。
アップル製品なんかは、そういうところが秀逸なんだと思う。
つまり、為替チャートを論理的なかたまりがレイアウトされたものと見れば、直感が働きやすくなる。
このとき人の能力は、論理と直感が繋がった最も創造性の高い状態になれるだろう。
2.値動きをかたまりで捉えれば、直感的に「環境認識」できる。
USD/CAD H4
相場ではベア派とブル派の競り合いが延々と続いてます。
値動きの大小は値幅×時間幅の面積で示され、この「かたまり」が大きいほど相場への影響力がある。
たとえば、日足のWボトムと1時間足のWトップなら、日足のWボトムの方が「かたまり」として大きく、1時間足のWトップより影響力がある。
ならば、波に孕まれた値動きをひとつの「かたまり」と見たり、ベア派とブル派の「かたまり」を大小比較すれば、直感的に環境認識できます。
上図では、安値側にブル派のかたまりWボトム、高値側にベア派のかたまり三尊天井がある。
2つのかたまりが同サイズならブルベアのパワー・バランスは拮抗しているとみる。
今回は、高値側の三尊天井のほうが大きいので、ややベア派が有利、つまり下落しやすい相場といえた。
竹中さんはそれを直感して、5/5安値までの下落を想定したのかもしれない。
ご本人も気付かないレベルで、かたまりを意識することで直感が働きやすくなっていたはずだ。
チャート分析とは値動きを「かたまり」で見て大小比較すること。
そう考えれば、「環境認識」が凄くシノプルになるし、論理的に間違ってない。
3.逆行しないエントリー・ポイントは、かたまりを使って絞り込める。
USD/CAD H1
竹中さんは、黄ブロック→橙ブロック→赤ブロックの順にエントリー・ポイントを絞り込んでいる。
トレードの工程は、環境認識→トレード・プラン→セット・アップ→トリガーの流れで行う。
ここで大切なことは、今の工程は、次の工程を完遂させるためにあるという認識。
この認識が薄いと上位足の分析が下位足にキレイに落とし込めないからだ。
すべてを工程を「かたまり」でみることで一気貫通して、途中に詰りやブレが生じないからこそ、絶妙なエントリーポイントを導き出せる。
チャート分析って、線(ライン)とか点(ポイント)を基準にすると難しく感じます。
なぜなら、そんなもの見方次第でいくらでも見つかるです。
チャートの形を追わないで「かたまり」で捉えるのです。
かたまりを捉えてからでないと、ラインやポイントも見えてきません。
値動きの「かたまり」を捉えると、相場の構造が見えてきます。
デイトレード
FX 5分足スキャルピング ──プライスアクションの基本と原則
EIZO FlexScan 23.8インチ ディスプレイ モニター (フルHD/IPSパネル/ノングレア/ブラック/5 無輝点保証) EV2451-RBK
◆お断り◆
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The post テクニカル分析の原点!相場を「かたまり」で観る3つのベネフィット。/MBOX137 first appeared on 迷晴れFX.
Source: 迷晴れFX
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