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迷晴れボックス141回、視聴者さんのトレードをテクニカルとメンタルの両面から深く考察。
コーキさんのトレード
はじめまして。初投稿させていただきます。
私は『4時間・1時間で環境認識を行いつつ、15分で押し目買い・戻り売りのタイミングを図ってエントリー』が中心のトレードスタイルです。
7月22日金曜日のドル円ですが、4時間でしっかりと戻り目を作った場面で、1時間を見ると戻り高値をグンと上抜けて下落トレンドを崩しているので、1時間でもしっかりと切り下がりつつ「戻り目」を作るのを待っていました。
この時の1時間足の戻り目はギリギリ認識できるくらいで、かなり戻り目として小さいと思い、しっかりとした戻り目を作るのを待っていました。
15分で見て15分単体での戻り目・切り下げ方としては良いんだけど、1時間の戻り目としてはギリギリすぎるかなと思っていたところ、あれよあれよという間にドーンと落ちて行ってしまいました。
このように、中軸となる1時間足の切り上げ方・切り下げ方が認識できるかどうかギリギリくらいのときが(しかもこの時は一度下落トレンドを崩した後だったので余計にでした)非常に入りづらいと感じます。
ギリギリだろうと一応切り上げ・切り下げポイントを作っているなら良しとするべしと考えた方が良いのでしょうか?
色々過去検証も並行していますが、中々しっくりこないところが大きく、もんもんと悩みが取れない状況だったため、何か打破できればと思い初洋行させていただきました。
トレード考察
コーキさんのお悩みは、下降波戻り目のWトップが未完成のときのエントリーについて。
「下降波の戻り目にWトップがつくられる」
「上昇波の押し目にWボトムがつくられる」
これは、真面なトレーダーなら誰でも持ってる「既成概念」だからこそ、Wトップは戻り売りのトリガーになります。
青波下降波を売りたい人と、戻り終えた短期上昇トレンドの反転タイミングを売りたい人、両者の目線がシンクロするところでポジションを持つのは鉄板のMTFトレードです。
今回のケースは、そのテンプレ通りにいかなかったわけですが、売り圧が強いせいで、戻り目にWトップをつくらないことはよくあります。
波の緩急は押し目・戻り目の形成に影響を与えます。
そもそも、Wトップの2番天井は押し目買いでつくられます。
しかし、急落が意識される局面なら、早目に利確するでしょうし、そこに、急落中の逆張りロング組の戻ってヤレヤレ売りも加われば下がり始めます。
下落1波の売り圧力を引き継ぎ、3波も急落。今回のケースは急落相場の戻り売りになります。
この時の1時間足の戻り目はギリギリ認識できるくらいで、かなり戻り目として小さいと思い、しっかりとした戻り目を作るのを待っていました。1時間足の切り上げ方・切り下げ方が認識できるかどうかギリギリくらいのときが(しかもこの時は一度下落トレンドを崩した後だったので余計にでした)非常に入りづらいと感じます。
22日はどうみても、21日下降波の「戻り売り日」ですが、ピンクWトップになれば、ショートできたのに…ということですね。
21日の急落が意識され、2番天井への押し目(黄○)が崩れました。
ピンクWトップは未完成ですが、2番天井への押し目が崩れ、慌てて売り始めたように見えます。
これなら、仮ネックの押し目(黄○)崩れでショートできます。
Wトップになろうが、なるまいが、ネックラインを割ることがトレーダーに及ぼす影響は同じです。
ただし、一番右のようなケースだと、強いレジスタンスでもなければショートできません。
先週金曜陰線の戻り売りを狙いは、高値更新後にV字反転してしまい、黄○ではショートできませんでした。
下降波戻り売りは「戻り目のネックライン」を意識すべし。
れいさんのトレード
はじめまして、いつも為になる動画ありがとうございます。
9月7日ユーロドルの負けトレードです。自分的には絶好のタイミングでロングできたと思ったのですが、負けてしまってモヤモヤが無くなりません。
トレードをやり始めて一年程がたったのに、まだまだ負けトレードの方が多いので、最近は考え方が間違っているのかな?とか思ってしまいます。
時間の空いている時で構わないのでマヨハレさんなら、どこでどうするかをするのかを教えて欲しいです。
前回安値付近。
週足の前回安値を少し抜けていますが0.99付近で何度も下髭を出しサポートされている様に見える。
0.988付近で2回の強い反発があったのでダブルボトム2番底形成中と見ていた。
以上のことから、1時間足が前回安値付近でサポートされそうなら短期足を見てロングを検討していた。
その後、1時間足が前回安値付近に来た時に15分足を確認、15分のダブルボトムネック抜けでロングエントリー(赤丸)利確目標は4時間の戻り高値に設定しました。
その後いったん上昇したが、1時間足のネックラインを抜けれずに反転、ダブルボトムの少し下に設定していた損切り(青丸)にかかってしまいました。
1時間のネックライン付近までチャートを見れていたのですが、仕事もあるので「まあ、抜けていくだろうな」と思いホールドしていたのですが結局損切。
これはタイミングがまだ早かったのでしょうか?
損切が浅すぎるんでしょうか?
環境認識の仕方は合っているのでしょうか?
不安が無くなりません。
変な文章も多くてわかりにくいかもしれませんが、気が向いたらで結構ですのでよろしくお願いします。
トレード考察
(日足をみて)0.99付近で何度も下髭を出しサポートされている様に見える。(4時間足をみて)0.988付近で2回の強い反発があったのでダブルボトム2番底形成中と見ていた。
なぜそうなったのか?
現象を見てるだけで「原因」を見てないのかもしれない。
これだと、Wボトムなどのカタチをみてるだけなので「環境認識」ができてるか怪しい。
毎週の週ナビで連呼している「1.0パリティ」の記述がない。
今のユーロドル、マーケットの最大の関心は1.0でどうなるのか?だと思う。
7日現在、2週連続で週足陰線終値が1.0パリティを割り込み、一旦、売り選好でしたが、6日の戻り売りが8月安値(先週安値)にサポートされたことで、8月安値のWボトム2番底を疑い始めました。
結果、ベア派が諦めたことで、7日の急騰がゲームチェンジャーになったように見えます。
自分の相場観(環境認識・大局観)に自信がないことが問題です。
相場観を疑うことで近視眼になり、目の前の些細な現象を重く捉えすぎていることです。
相場観が正しければエントリーのタイミングや、損切り幅など、大した問題じゃないです。
れいさんの「相場観」は結果的には正しいです。
相場観が正しければ、勝ち負けはともかく「勝負」になります。
反対に相場観が間違ってれば「勝負」になりません。
これは雲泥の差です。
ボクはトレードスキル習得の8割は「相場観」、あとの2割が「手法の開発」と捉えてます。
手法は自分でコントロールできる変数、相場観は定まった定数。
定数である相場観が変わらないなら、人によって異なる手法手法よりも、相場観に重きを置くのが勝ち筋と思ってます。
今回のケースのように(ボクも含め)多くのトレーダーが「底堅さ」を意識するなら、それは「定数」といえます。
7日東京時間の青○(ボクの利確ポイント)で、れいさんはロングしました。
ボクがれいさんのタイミングでロングしなかったのは、8月安値(先週安値)目前なのと、前日NY時間の高値(紫ライン上髭先)で売られそうだったからです。
でも、そんな枝葉はどうでもいいんです。
れいさんは、相場観が崩れてないのに勝負を降りてしまいました。
おそらく、そのせいで、7日の上昇波にも乗れてないでしょう。
サポートを背にした逆張りは1回でうまくいかないこともあります。
何回もエントリーするのが嫌なら、どうせ逆張りなのだから、サポートに引きつけロング、サポートを完全に割れば損切り(れいさんの損切りは早い気がします)すればいいのです。
いつも言ってるように、個々のトレードの勝ち負けではなく、「サポートを背にした逆張り」という作戦を実行すればよかったのではないでしょうか。
なっかーさんのトレード
AUD/USD 日足 9/9金
環境認識は日足でラス戻り高値(0.72000)と7月安値(0.67000)でトレーディングレンジとし、レンジ下限の0.67000でサポート&反転確認でロング。下抜けで戻り売りのシナリオ。
AUD/USD 4時間足
4HでNの波(白色波)と見て、0.69973からフィボナッチを引いております。
7月安値が4Hチャネル下限との重複、キリ番であることから、強いサポートになるかもしれないと思い、反転確認でロングのシナリオ。
ショート目線はフィボナッチ0.5とサポレジラインの重複(0.68600)を戻り売り候補と見て最終利確目標としていました。
AUD/USD 1時間足
ミニWボトム(赤色波)のネックライン付近でもみ合いに。緑色波のように大きいWボトムを形成中??かもしれないと見て、もみ合いを上抜けでロング。
下抜けの場合は7月安値を抜けるか、はたまた再び反転するか様子見のシナリオ。
AUD/USD 5分足 トリガー
大きいWボトム?右肩でペナント型のもみ合いを形成。
ブレイク直前にペナント上限に張り付くようにミニCluster形成(*)。買い圧力が強いと判断。(*)記入を忘れていましたが損切はミニCluster下限の5PIPS下に設定しました。
1Hローソク足終値でペナントをブレイク後ロングエントリー(赤◯)分かりずらいですが5mチャートに1Hローソク足を重ねております。
利確は環境認識での戻り売り候補で利確。(金曜日ということもあり、週はまたぎたくない。十分取れたという気持ちもあり利確)約70PIPSの勝ちトレードになりました。
追記:
私はFXを始めてちょうど1年になりました。始めた当初は友人から手法だけを学びトレードしていて、60万円ほど負けていました。
特に多かった敗因は損切貧乏とポジポジ病でした。何より損切貧乏、ポジポジ病などの専門用語?も知らないほど無知でした。
資金管理や環境認識、ダウ理論といった基礎的な存在をYouTubeで知ったのが今年の4月頃でした。。。笑
何も知らずにトレードしていた自分に呆れていましたが、学ぶには今が一番若いと思い基礎基本から学びなおしました。
迷晴れ様のチャンネルに出会ったのはつい1週間ほど前になります。
基礎基本に軸を置き、1つ1つの水平線の意味が分かりやすく、値動きの原理である大衆心理を意識したトレードを拝見し、私は完全に腑に落ちました。
「私が学ぶべきはこの方だ!」と勝手に師匠と崇めております。
1週間の新米弟子になります。(勝手に弟子入りして申し訳ございません)
私がFXを始めた頃に迷晴れ様に出会っていれば、、、と思う瞬間もありますが、学ぶには今が1番若い。
むしろ今出会えてラッキー!と自分に言い聞かせています。まだまだ勉強、検証不足なのは自覚しております。
今回のトレードで至らない点などございましたらコメント欄の方々からもご教授いただければ幸いです。
そしてここまで有益な知識をYouTubeやブログなどで発信し続けている迷晴れ様に深く深く感謝申し上げます。
これからも学ばせて頂きます。
トレード考察
AUDUSD 週足
高値キリサゲ、手前青上昇波の半値附近。
AUDUSD 日足 月足ローソク
日足は下目線、7月安値Wボトム2番底を形成中。
AUDUSD 4時間足 月足+週足ローソク
今週のなかで7月安値2番底を形成。一番底(左の黄ボックス)のサイズから、黄○サイズでは小さく、右の黄ボックス程度が予測できる。
AUDUSD 1時間足 週足+日足ローソク
黄○部分のWボトムではなく、黄波Wボトムを下げ止まりサインと観たのは適切でした。
なっかーさんはWネックを上抜く直前の青○クラスター・ブレイクでロング(1時間足ハラミ足+5高値抜けでもいいでしょう)
ブレイク前のエントリーはダマシになることもありますが、それを言ったら、ブレイク後だって同じだし、さらに押し戻しが深いこともあります。
AUDUSD 15分足 日足+4時間足ローソク
Wネックのブレイクアウトを狙うなら、押し戻しのリスクを考慮して、4時間陽線の高値抜けになるだろう。
FXを始めて1年、このチャンネルに出会って1週間で、相場のフラクタル(相似性)とシンメトリー(対称性)を両方理解されているので、5分足をみてもブレないのだと思います。
まとめ
最後に「相場に向き合う姿勢」というテーマでお話します。
トレーダーのパフォーマンスを低下させているのは「知識」ではなく「姿勢」です。
トレーダーは相場のリスクをよく理解して、勝てる方法を見つければ、心穏やかに仕事を続けられます。
しかし、その境地に至れないのは「姿勢」に問題があるからです。
リスクと姿勢
トレードのリスクとは「相場の不確実性」のことです。
負けて損することがリスクじゃありません。
リスクを損失と考えたら、近視眼になるし、メンタルも持ちません。
あなたにとって「リスク」とは何でしょう?
リスクをとるだけの価値あるものは何でしょう?
ボクは自分の「相場観」について、リスクをとるだけの価値があると思ってます。
しかし同時に、自分の相場観は不確実なものであることも自覚してます。
リスクを損失と考えるから、5ピプスの損切りをどうすれば防げたか?なんて発想が生まれます。
リスクを損失と考えるから、あらゆる損失を排除しようと、トレードの本質から離れていきます。
リスクを損失と考える姿勢。
リスクを不確実性と考える姿勢。
相場とうまく付き合いたいなら後者の姿勢です。
観念と姿勢。
相場に向き合う姿勢で、もうひとつ意識したいのが「人の観念」です。
世界は「既成概念」と「固定観念」という、2つの思い込みでできてます。
既成概念は社会の思い込み、相場ならマーケットの思い込み。
固定観念は個人の思い込み、相場なら個々のトレーダーの思い込み。
相場とはマーケットで広く認められ、通用している「マーケットの思い込み」がフィードバックされた結果です。
例えば、2番天井や2番底手前で利確者が増えるのは、Wトップやボトムという既成概念が意識され、有利なレートで利益確定してイグジットするからです。
つまり、個人の固定観念と相場の既成概念を常にシンクロできれば、ベテラン・トレーダーのように考え動くことができます。
ところが、これが最初からできる人はいません。
新米トレーダーの頃、押し目買いに、不自然な違和感を覚えました。
下がってるのに買うのは怖い、むしろ、上がってるのを買う方が自然に思えたからです。
今では、下がってから買うほうが自然に思えますが、当時の観念は真逆だったわけです。
人は皆、固定観念で都合よく世界を見てます。
見たいものを見て、信じたいものを信じます。
個人の思い込みは、生きる希望になりますが、その一方で視野を狭くします。
兵士(ソルジャー)と監視人(ウオッチャー)の視点
「既成概念にとらわれるな!」
これは、社会の既成概念をよく理解したうえで、それを刷新する発想を持てって意味。
「お金がすべてじゃない!」
これも、お金の価値をよく理解したうえで、お金より大切なものがあることを諭してます。
いずれも、社会常識やお金の価値を知らない人が使っていい台詞じゃありません。
我々はマーケットの思い込みがトレードするうえでの優位性となる価値をよく理解したうえで、その既成概念の斜め上をいく必要があります。
なぜなら、マ-ケットの思い込みは不確実が故に「成功」ばかりではなく「失敗」することもあるからです。
トレンドフォローの押し目買いも確実とは限らないし、上位足節目の影響や、それまでの流れで、成功か失敗か微妙な局面もたくさんあります。
成功を狙う者がいる一方で、失敗を狙う者もいて、成功させるため一瞬の失敗をメイキングする者さえいます。
相場には兵士(ソルジャー)と監視人(ウオッチャー)がいて、兵士は「値動きを」を、監視人は「兵士(人)」を観察します。
まずは、兵士として最前線に立ち、次のステップとして監視人として兵士たちの戦いの勝ち馬に乗るのがおすすめです。
デイトレード
FX 5分足スキャルピング ──プライスアクションの基本と原則
EIZO FlexScan 23.8インチ ディスプレイ モニター (フルHD/IPSパネル/ノングレア/ブラック/5 無輝点保証) EV2451-RBK
◆お断り◆
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Source: 迷晴れFX
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