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教科書と反対!日銀マイナス金利解除で円安はなぜ?/週ナビ475
投稿日 2024年3月23日 13:55:13 (学ぶ・塾情報)
- 140.00上昇トレンドが継続中だが、2月高値は2023年高値の二番天井になる可能性がある。
- 先週陽線が2週前陰線の”戻り足”になるか注目!
- 今週は”日銀金融政策決定会合”に注目。マイナス金利の解除が織り込まれているにも関わらず、円高にならないのは、マイナス金利解除ぐらいでは、ドル円の下落は望めないということだろうか。
- 重要経済指標:日銀金融政策決定会合・FOMC・日本2月CPI
- 2月安値を割るまで、140.00上昇トレンド継続中。
- 200日SMAのサポート。
- 140.00上昇波の2月安値押し目候補と、2週前大陰線戻り売りの攻防。
- 明日の”日銀会合”待ちの相場。
- 東京時間、日銀会合を待って、前日高値の1分足押し目、149.50高値抜けで青1ロング、植田総裁会見前に1/2決済。
- ロンドン時間、植田総裁会見後に150.00のレジサポ転換を確認。
- NY時間、2月高値の到達で1/4決済。
- 翌日のNY時間、2023年高値到達でアウト。
- FOMC12月会合で2024年末まで3回の利下げが示唆されていたが、今回、2回の利下げに縮小されれば、ドル堅調だろう。
- 前日の大陽線を基準とする。
- BOJ上昇波を基準にする。
- 2023年高値到達後、FOMCで100ピプス下落。
- 1時間足と4時間足21SMAに挟まれたエリア。
- 東京時間、4時間足21SMAの強い反発を確認。2本目の4時間足陽転、15分足21SMAのレジサポ転換で青1押し目買い。
- ロンドン時間、前回の戻り高値で半決済。
- NY時間、FOMC高値でアウト。
- ロンドン時間、2023年高値の二番天井ネックを下に割るも、4時間足21SMAの接近でショートは見送り。
- NY時間、4時間足21SMAのサポートを確認したが、週跨ぎのロングは見送り。
- 2023年高値は、2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 12月高値トップの三尊天井を形成中。
- 12月陽線に1月+2月が孕まれてる。
- 1.1000(=12月高値三尊肩ライン)戻り売りと2月安値上昇トレンド押し目買いの攻防。
- 重要経済指標:FOMC
- 1.1000は12月高値三尊天井の肩ライン。
- 1.0800上昇波を基準に考える。
- 1.0800上昇波を基準に考える。
- 先週安値(≒ECB安値)に押し目形成中。
- 東京時間、先週安値(≒ECB安値)のレンジを確認。
- ロンドン時間、レンジの下方ブレイク+15時足21SMAの反発で赤1ショート、200日SMAで半決済。
- NY時間、15分足21SMAを上抜き撤退。
- 1.0800上昇波を基準に考える。
- 先週安値(≒ECB安値)の押し目が失敗して、1.0800上昇トレンドがサゲダウになるも、200日SMAのサポートがある。
- ロンドン時間、雇用統計高値下降トレンドを先週安値裏から二番底へ赤1戻り売り。
- NY時間、4本目の4時間足陰線の200日SMAサポートでアウト。
- 東京時間、米CPI高値でFOMC急騰波のレジスタンスを確認。
- ロンドン時間、高値ネック割れ、15分足と1時間足21SMAの乖離を狙って、赤1ショート、FOMC急騰波の押し目候補でアウト。
- NY時間、押し目形成ならず戻り売られた。
- 2021年高値下降波の戻り目に、2023年高値と12月高値のMトップ形成中とみる。
- 12月高安340ピプスのハラミ。
- 1.2600上昇波の押し戻し中。
- 英中銀は政策変更なしの予想。
- 重要経済指標:FOMC・BOE金利発表
- 140.00押し目買いが2023年高値にアタック中。
- 2023年高値Mトップの可能性があるが、日銀の為替介入に注意!
- 日銀マイナス金利解除でドル急騰、前回高値の2023年高値まで上昇。
- 2023年高値のレジスタンスで、3月陽線の上髭をつくる可能性アリ。
- 重要経済指標:月末リバランス・米四半期GDP・米PCEデフレーター
- 売り手の注目
- 2023高値のMトップ。
- 3月末リバランスによる下落。
- 2023年高値は、2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 12月高安のハラミ。
- 1.1000戻り売りと12月ハラミ安値サポートの攻防。
- 重要経済指標:月末リバランス・米四半期GDP・米PCEデフレーター
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週刊チャートナビ475回(2024.03.18~2024.03.22)は、今週のドル円・ユーロドル・ポンドドルの環境認識と攻略ポイントの解説。「今週の深掘り」ではトレードに役立つケース・スタディをします。
※画像をクリックすると新しいタブで開きます。
ドル円
今週の見通し
概要
昨年のトレンドライン裏に頭を押さえられ、2023年高値と2月高値のMトップを形成中、現在、150.00にアタック。
売り手の注目
2023高値と2月高値のMトップ。150.00周辺のレジスタンス。
買い手の注目
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前陰線ハラミ足高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 2月押し安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
150.00周辺レジスタンス背景で、2週前大陰線の戻り売り。
4時間足ブルの視点
140.00上昇トレンド背景で、2週前安値押し目買いをフォロー。
今週の値動き
火曜日、日銀のマイナス金利解除の発表でドル急騰して円安になった。木曜日の押し目買いで、2023年高値にMトップを形成中。
今週の攻略ポイント
日銀マイナス金利解除でドル買い。
日銀のマイナス金利解除は2週前の大陰線に織り込み済だったので、日銀会合のタイミングに合わせドルを買った。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.日銀マイナス金利解除でドル急騰。
フェーズ2.BOJ上昇波の押し目買い。
03/18月曜
ベアの視点:①先週高値に2週前陰線の戻り目形成待ち。
ブルの視点:①先週高値の戻り目崩れで150.00へロング。②3.14上昇波の押し目買い。
明日の”日銀会合”を前に、先週高値に2週前陰線の戻り目形成待ちでノーポジ。
03/19火曜 日銀金融政策決定会合+植田総裁会見。
日銀がマイナス金利解除に動くことは100%織り込まれているので驚きはない。マイナス金利を解除したとしても、ゼロ近辺の政策金利が続き、金利差は開いたままなので、ドル円は堅調だろう。注目は日銀植田総裁の会見かもしれない。発言がタカ派的なら、ドル円の押し目がありそうだし、ハト派的なら150円に乗せてきそう。
ベアの視点:先週高値から2週前陰線を戻り売り。
ブルの視点:①先週高値の戻り目崩れで150.00へロング。②3.14上昇波の押し目買い。
03/20水曜 FOMC
ベアの視点:①前日大陽線、150.00への下値試し(=押し)をショート。②2月高値付近のダマシで、利食い狙いのショート。
ブルの視点:①前日大陽線、150.00への下値試しから押し目買い。②2月高値付近の持ち合い上放れで、2023年高値へロング。
東京時間の2月高値更新後のロングは、高値圏への警戒からノーポジ。
03/21木曜
ベアの視点:BOJ上昇波の押し戻しで150.00へ下値試しショート。
ブルの視点:①BOJ上昇波を押し目(≒4時間足21SMA)買い。
03/22金曜
BOJ上昇波の押し目買いが、2023年高値へ2回目のアタック。
ベアの視点:①2023年高値に二番天井形成でショート。
ブルの視点:①BOJ上昇波の押し目買いを継続フォロー。
ユーロドル
今週の見通し
概要
売り手の注目
1.1000=12月高値三尊天井の肩ライン。
買い手の注目
1.1000の戻り売りに警戒、このレートを上抜けば、12月高値に向けて買われやすくなる。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 12月高値 |
TR中段 | 1.1000と先週安値 |
TR下段㊦ | 1.0800押し安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
1.1000三尊肩レジスタンス背景。1.1000に二番天井形成からショート。
4時間足ブルの視点
2月安値上昇トレンドを1.1000へフォロー。
今週の値動き
1.0800上昇波の200日SMA押し目買いと、1.1000三尊肩ラインの戻り売りで、方向感の掴みづらい相場だった。
今週の攻略ポイント
1.0800上昇波の押し目買い(失敗)
1.0800上昇波の200日SMA押し目狙い狙いは失敗。1.1000の三尊肩ラインに警戒していたが、木曜日の戻り売りは入れず、その後の急落を逃した。
1.1000三尊肩ラインの売りは、1.0800上昇波の押し目買いより強いので、セオリー通りに動いたことになる。
毎日の攻略ポイント
フェーズ1.1.0800上昇波の押し目形成。
フェーズ2.1.0800上昇波の押し目買い。
フェーズ3.1.1000三尊肩ラインの売り。
03/18月曜
ベアの視点:①1.0800上昇波、先週安値の押し目崩れで1.0800へショート。
ブルの視点:①1.0800上昇波を先週安値から雇用統計高値へ押し目買い。
1.0800上昇波の押し目形成待ちでノーポジ。
03/19火曜
ベアの視点:①1.0800上昇波、先週安値(≒ECB安値)の押し目崩れで1.0800へショート。
ブルの視点:①1.0800上昇波を先週安値(≒ECB安値)から雇用統計高値へ押し目買い。
03/20水曜 FOMC
ベアの視点:①雇用統計高値下降トレンド、先週安値(≒ECB安値)の戻り売りは200日SMAに警戒。
ブルの視点:①200日SMAサポートで、1.0800上昇波の押し目買いを検討。
03/21木曜
FOMC急騰で1.0800上昇波の200日SMA押し目で買われたカタチ。
ベアの視点:①FOMC急騰波の下値試しショート。
ブルの視点:②FOMC急騰波を押し目買い。
03/22金曜
1.1000三尊肩ラインの戻り売りが意識され、200日SMAを再び試した。
ベアの視点:①1.0800上昇波を200日SMAの押し目二番底崩れでショート。
ブルの視点:①1.0800上昇波を200日SMAの二番底で押し目買い。
FOMC安値で二番底の形成を待ったが、1.0800まで電車道となりノーポジ。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
売り手の注目
12月ハラミ高値の二番天井に注目。
買い手の注目
1.2600上昇波の押し目買いと200日+100日MAの下支えに注目。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前高値 |
TR中段 | 12月高値と1.2700 |
TR下段 | 1.2600(=1.2600上昇波の押し目Nゾーン) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
1.2600上昇波が基準。①押し目(≒1.2700周辺)崩れで1.2600へショート。②12月ハラミ高値への上値試しからショート。
4時間足ブルの視点
1.2600上昇波を押し目(≒1.2700周辺)買い。
今週の値動き
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
1.2600上昇波の押し目買いが、12月ハラミ高値の戻り売りに打ち返され急落、結果的に1.2600上昇波を全部戻した。
今週の攻略ポイント
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
12月ハラミ高値に注目。
12月ハラミ高値のレジスタンスに注目して、FOMCの上値試しから戻り売り。
毎日の攻略ポイント
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
フェーズ1.1.2600上昇波の押し目買い。
1.2600上昇波の1.2700付近押し目買いは、FOMCが絡んで買えなかった。
フェーズ2.12月ハラミ高値の戻り売り。
1.2600上昇波の押し目買いが、12月高値への上値試しを確認後、1時間足21SMAのサポレジ転換で赤1ショート。
BOE発表前だったが、絶好の売り場なのと、政策変更なしならテクニカル通りに下落すると考えた。
翌朝、1.2650で半決済、その後の電車道は1.2600でアウト。
今週の深堀り
『噂で買って事実で売る』
今週は、この相場格言通りの値動きになりました。
日銀のマイナス金利解除で円高になるはずが”円安”に動きました。
日銀がマイナス金利を解除すれば、日米金利差が縮まって”円高”になるはずがなぜ?
そうう思った人もいるでしょうが、相場では、教科書通りに動かないことが多々あります。
今回、円安の主な要因は、
マーケットにマイナス金利解除の情報が織り込まれていたから。
織り込み済とは、ある重要な情報がリークされ、すでに値動きとして現れている状況のことです。
すでにマーケットに反映されているので、教科書通りのポジションを持つと、ひどい目に遭わされます。
日銀会合はFOMCと違い織り込み済み度合を見るツールがないので、FX会社提供のニュースなどで判断するしかありません。
今週は”日銀金融政策決定会合”に注目!
マイナス金利解除が織り込まれているにも関わらず、円高にならないのは、マイナス金利解除ぐらいでは、ドル円の下落は望めないということだろうか。
今週の日銀会合については、週ナビのブログや、念の為、先週ナビ動画にも”おまけ動画”として見通しを公開しましたが、気づいていただけましたか?
先週高値で戻り売りして、大きく担がれてないことを祈ります。
市場参加者のなかには、織り込み済情報に感染して、免疫を獲得してる者と、そうでない者がいます。
「日銀のマイナス金利解除は、2週前の大陰線に織り込み済」
そう、考えた人たちは、免疫があるので、マイナス金利解除を知らされても驚きません。むしろ、発表を真に受けた人たちのロスカットを狙うでしょう。
15時の植田総裁会見がタカ派的なら、少し売られたかもしれませんが、その後、押し目がつくられ、ドルは買われたでしょう。
植田総裁の会見結果は、日銀は追加の利上げを急がず、今後も緩和的な金融環境が続くという見通しが市場に広がったため、さらに円安が進みました。
さて、ボクにチャートでトレードしているので、フェンダメンタルな噂を材料にトレードを実行するのは慣れてません。
しかしながら、2週前の大陰線に日銀のマイナス金利解除が織り込まれていることを知って、免疫を獲得することはできます。
さらに、2週前大陰線は200日SMAで強く反発したので、「マイナス金利が解除されるのに円高にならない」という感想をすでに持っていました。
さすれば、先週高値付近の戻り目崩れを買うのは難しくありません。
教科書的な答えすら、ベテランの材料にされてしまう。ホント、別け隔てのない弱肉強食の世界です。
参考になれば幸いです!
来週の相場観
ドル円
概要
売り手の注目
買い手の注目
BOJ上昇波に注目。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 154.00(≒7月安値N値) |
中段 | 先週高安(2023年高値を含む) |
下段㊦ | 2週前押し安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2023年高値レジスタンス背景。①2週前上昇波の押し戻しをショート。②2023年高値Mmトップ形成を待ってショート。③BOJ安値を割れば2週前安値へショート。
4時間足ブルの視点
140.00上昇波背景の2週前上昇波を二番天井へトレンド・フォロー。①BOJ上昇波を押し目買い。②高値更新すれば、154.00へロング。
ユーロドル
概要
売り手の注目
12月高値三尊肩ライン≒1.1000の戻り売り。
買い手の注目
12月ハラミ安値のサポート。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 1.1000 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 12月ハラミ安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
1.1000戻り売り背景。雇用統計高値下降トレンドを12月安値へフォロー。
4時間足ブルの視点
12月ハラミ安値サポート背景。①先週安値サポートで先週高値への上値試しをロング。②12月安値まで売られればロング検討。
デイトレード
FX 5分足スキャルピング ──プライスアクションの基本と原則
EIZO FlexScan 23.8インチ ディスプレイ モニター (フルHD/IPSパネル/ノングレア/ブラック/5 無輝点保証) EV2451-RBK
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