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正しい選択肢なんて探すな!FXは「消去法」でしか勝てない。/週ナビ488
投稿日 2024年6月22日 12:04:22 (学ぶ・塾情報)
- 160円の為替介入で152円まで暴落後、152円で押し目買いされ、前回高値160円にトライしている。
- 5月足の上向きピンバーが上昇圧力を示唆、再び、為替介入危険水域にある。
- 158円と152円のハラミ内で安値を切り上げている。
- 158.00と155.00の攻防。
- 先週コマ足高安を天井ブロックとみる。
- 金曜日にBOJでドルが買われたが158.00は未更新。
- 重要経済指標:日本消費者物価指数
- 158.00ハラミ高値のレジスタンス。
- 日銀介入高値160.00レジスタンス。
- 大局は上昇相場。
- 先週安値サポート。
- 東京・ロンドン時間、157.50三尊右肩での反発待ち。
- NY時間、14日高値ネックを上抜けてノーポジ。
- 先週高安を天井ブロックとみる。
- BOJ高安のハラミ。
- 158.00レジスタンスで上値が重い。
- BOJ高安のハラミ。
- 158.00レジスタンスで上値が重い。
- BOJ高安のハラミ。
- ロンドン初動、4時間陽線がBOJ先週高値をブレイク。
- NY初動、先週高値レジサポ転換からの高値抜けで青1ロング。
- 翌日の東京時間、159.00の反発で半分決済、土曜の早朝にアウト。
- 東京・ロンドン時間、159.00への上値試しを様子見。
- NY時間、紫上昇トレンドの東京高値抜けで青1ロング、土曜の早朝にアウト。
- 2023年高値は2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 4月高値(日足の目線変更レート)で天井を固め下落中。
- 4月高安のレンジ相場。
- 4月ハラミ高値由来の下降3波戻り売りが12月安値を更新。
- 重要経済指標:なし
- ロンドン初動、1時間足21SMAのレジサポ転換から、安値の切り上げで青1ロング。
- 翌日の東京時間、前回戻り高値手前の4時間コマ足確定でアウト。
- 先週高値下降波の戻り目形成待ち。
- ロンドン時間、紫フラッグ安値、米国小売売上高で反発。
- NY時間、紫フラッグ高値で反発。
- ロンドン初動、紫フラッグ安値+2番天井ネックのブレイクで赤1ショート。
- NY時間、6.18急騰安値のブレイクでホールド。
- 翌日の東京時間、引き戻し開始で半分決済、ロンドン時間、急落後の紫下降チャネル安値の反発でアウト。
- ロンドン初動、紫下降トレンドを赤1戻り売り、紫下降チャネル安値反発で半分決済。
- NY初動、紫下降トレンドの戻り売り失敗で撤退。
- 2023年高値は2021年高値下降波の戻り売り候補。
- ユーロドルの4月高値+ポンドドルの12月高値に、米ドルの頭が押さえられている。
- 大局は12月高値に頭を押さえられ売り目線、CPIの強烈な買上げも阻止された。
- 先週の陰線はCPI・FOMC・PPIの乱高下で”ツツミ足+下向きピンバー”になった。
- 重要経済指標:BOE政策金利
- 東京時間、先週安値2番底+1時間21SMAのブレイクで、引き戻し狙いの青1ロング。
- 翌日の東京時間、戻り高値の到達でアウトして、木曜まで先週高値下降波の戻り目形成待ち。
- 160円の為替介入で152円まで暴落後、152円の押し目買いが、前回高値160円に到達。
- 再び、為替介入の危険水域。
- 先週陽線の終値が158.00ハラミ高値を更新。
- 重要経済指標:月末リバランス・米国四半期GDP・米国PCEデフレーター
- 前回の介入高値160.00のレジスタンス。
- 月末のリバランスによるドル売り。
- 大局は上昇相場。
- 158.00ハラミ高値の更新。
- 2023年高値は2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 4月高値で高値を固め下落中。
- 4月高値由来の下降トレンドが4月安値へ下落中。
- 先週陰線終値は、前回安値を更新できなかった。
- 重要経済指標:月末リバランス・米国四半期GDP・米国PCEデフレーター
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週刊チャートナビ488回(2024.06.17~2024.06.21)は、今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)を振り返り、今後のトレードに役立つ情報を提供します。トレードの予習と復習にお役立てださい。
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ドル円
今週の見通し
概要
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 160.00 |
TR中段 | 先週コマ足高安(高値側158.00を含む) |
TR下段㊦ | 5週前安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
158.00レジスタンスが背景。①158.00レジスタンスを根拠に先週安値へショート。②先週安値を割れば155.00抜きのショート。③160.00到達後に利確狙いのショート。
4時間足ブルの視点
①152.00上昇トレンドを先週安値を下限として押し目買い。②158.00のブレイクで160.00へロング。
今週の値動きと焦点
158.00高値の”持ち合い”に警戒。
158.00と152.00のハラミのきっかけをつくったのが、5.1の急落高値158.00。
ここに達すれば、上値が重くなることを考え、”BOJ高安のハラミ”を基準にプランしました。
売りのプランは、BOJ高値に引き付け、強い反発やミニ・ネック割れでBOJ安値へショート。
買いのプランは、BOJ安値への下押しから押し目買い、または、BOJ高値のブレイクでロング。
ただ、BOJ高値のブレイクは”ダマシ”もありえるので、下押しからのレジサポ転換+高値抜けとしました。
159.00で調整がありましたが、目標値の160.00にほぼ到達。
毎日の値動き
06/17月曜
先週高安を天井ブロックとみる。
ベアの視点:①158.00への上値試しから先週安値へショート。
ブルの視点:①BOJ安値サポートでロング検討。
06/18火曜 米国小売売上高
ベアの視点:①158.00への上値試しからBOJ安値へショート。
ブルの視点:①BOJ安値サポートでロング検討。
158.00上値試し待ちでノーポジ。
06/19水曜 米休場
ベアの視点:①158.00への上値試しからBOJ安値へショート。
ブルの視点:①158.00のレジスタンス崩れでロング検討。
158.00の強い反発、または、前日の安値割れを待ってノーポジ。
06/20木曜
ベアの視点:①158.00の反発でBOJ安値へショート。
ブルの視点:①158.00のレジスタンス崩れでロング。②BOJ安値を下に試せば押し目買い。
06/21金曜 日本CPI
前日の陽線終値が158.00をブレイク。
ベアの視点:①押し目買いを受け、上げ止まれば、158.00への押し戻しをショート。
ブルの視点:①158.00ブレイク波をフォロー(電車道、または、押し目買い)
ユーロドル
今週の見通し
概要
売り手の注目
4月ハラミ高値由来の3波戻り売りの成功でオレンジ波が売り目線になった。
買い手の注目
4月ハラミ安値のサポート。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 雇用統計の急落高値 |
TR中段 | 先週高値と5月安値 |
TR下段㊦ | 4月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
4月高値由来の3波戻り売りを4月ハラミ安値へフォロー。
4時間足ブルの視点
①4月高値由来の3波戻り売りの”引き戻し”を買う。②4月安値から5月安値へ切り上げればロング検討。
今週の値動きと焦点
先週高値下降波の戻り目形成時間に注意!
先週は、4月高値由来の3波戻り売りが安値更新に成功したので、今週は5月安値を目安に”戻り売り”を考えました。
おそらく、誰もがこのプランだったことでしょう。
問題は、戻り目をつくるのに、どれくらいの時間を要するのか?
先週の3波戻り目の形成時間を参考にすれば、2日ほどかかるだろうとわかる。今週は水曜が米休場だったので、3日目の木曜から売られ始めた。
この調整時間のイメージがないと、戻り目形成中に積極的に動いて負けまくります。
毎日の値動き
06/17月曜
4月高値由来の下降3波戻り売りが12月安値を更新済み。
ベアの視点:①5月安値へ先週高値下降波を継続フォロー。
ブルの視点:①先週高値下降波の下げ止まりから”引き戻し”をロング。
06/18火曜 米国小売売上高
先週高値下降波の引き戻し中。
ベアの視点:①5月安値へ先週高値下降波を戻り売り。
ブルの視点:①前回戻り高値の戻り目崩れで1.0800目安にロング。
06/19水曜 米休場
先週高値下降波の戻り目を形成中。
ベアの視点:①5月安値へ先週高値下降波を戻り売り。
ブルの視点:①先週高値下降波の戻り目崩れで1.0800へロング。②先週高値下降波の戻り売りを受け、安値を切り上げればロング検討。
先週高値下降波の戻り目形成待ちでノーポジ。
06/20木曜
先週高値下降波の戻り目を形成中。
ベアの視点:①5月安値へ先週高値下降波を戻り売り。
ブルの視点:①先週高値下降波の戻り目崩れで1.0800へロング。
06/21金曜
先週高値下降波の戻り売りが始まった。
ベアの視点:①5月安値へ先週高値下降波の戻り売りを追随フォロー。
ブルの視点:①先週高値下降波の戻り売りが、安値を切り上げればロング検討。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
売り手の注目
12月高値レジスタンス+先週足下向きピンバー。
買い手の注目
12月安値更新後、12月高値へのV字回復。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 3月高値 |
TR中段 | 先週足高安 |
TR下段㊦ | 1.2600(5月安値上昇波の61.8%押し目ポイント) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
12月高値のレジスタンスが背景。①先週高値下降波を1.2600へ戻り売り。②先週安値サポート崩れで1.2600へショート。②12月高値への引き付けショート検討。
4時間足ブルの視点
5月安値上昇波が基準。①先週安値から”引き戻し”をロング。①1.2600周辺のサポートでロング検討。
今週の値動きと焦点
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
12月高値に出現した先週陰線ピンバーを重視。
今週は12月高値のレジスタンスに出現した”先週陰線ピンバー”を重視。
ドルストのユーロドルと同様に、先週高値下降波の”戻り目”がつくられるのを待って戻り売りました。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
06/17 月曜
06/20 木曜 BOE政策金利
ロンドン時間、先週高値下降波の戻り売り、紫フラッグ安値+1.2700ネックのブレイク+BOJを待って赤1ショート。
翌日の東京時間、先週安値到達で半分決済、4本目の4時間陰線確定でアウト。
今週の深堀り
ボクがFXを始めて、最初にやったのは”エントリー・ポイント”を探すことです。勝率の高そうなエントリー・ポイントを求め、聖杯探しの旅に出ました。
これが間違いだと気づき、次にしたことは、ポイント(点)ではなく、プライスアクションや、上値抵抗線、下値支持線、トレンドライン、チャネルライン、移動平均線といったライン(線)で分析することでした。
これで、だいぶマシになりましたが、まだ、違和感を感じてました。
その後、さらに視座を高くして、先回お伝えした、ゾーン=面(圏)で相場を分析するようにしました。
つまり、チャート分析では環境認識が最も重要であることに気づいたわけです。
ブルとベアの攻防において、現在値の適切な解釈ができれば、向かう方向、下値余地、上値余地がわかります。
そうなれば、手法は応用が効くシンプルなものが好ましいです。
現在は、面(圏)で戦略を練り、線と点を使った戦術でトレードしてます。
FXに「積極法」は適しません。
積極法とは、正しい選択肢を求め、良さげな答えを次々にあげつらう分析法ですが、これをすると、かえって最適解から遠ざかります。1回や2回勝てても、トータルで勝ち越すのは難しいです。
FXは「消去法」でしか勝ち残れません。
「頭と尻尾はくれてやれ」という、有名な相場格言がありますが、消去法とは答えを出すために、捨てるところを決めることです。
ボクの場合、大損するところは、決まって”高値圏”や”安値圏”でした。
そもそも、ポイント思考、ライン思考だけのトレーダーは「圏(ゾーン)」という概念が希薄なので、圏内でヤラれやすいんです。
波は調整局面(急落・急騰後の横ばいを含む)や反転局面に入ると、売り手と買い手の力が拮抗して、高値圏・安値圏をつくるのに、数週間に渡ることもあります。
つまり、高値圏・安値圏内に入った段階で、トレードを控えれば、誰も大損することはありません。
しかし、高値圏・安値圏の出来上がったチャートではなく、高値圏・安値圏の入口を察知できなきゃ意味がないんです。
チャートを見て市場全体が注目する”上値抵抗線”や”下値支持線”がわかるレベルまで来れば、高値圏・安値圏の入口を察知できます。
しかし、それが難しいと感じている方のために、今回はトレンドの特性を利用して、高値圏・安値圏に気づく方法をお伝えします。
「相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。」
トレンド相場は大きく3つの段階に分類できます。
1.先行期
一部のトレーダーが底値で買ったり、天井から売ったりする時期。
2.追随期(エリオット波動論の3波目)
先行期の値動きに市場全体が追随して大きく伸びる時期。
3.利確期
先行期のトレーダーが利益を確定する時期。急落や急騰が発生しやすく、高値や安値を掴みやすい。
もし、あなたがビギナーなら、先行期と追随期で利益を出すことだけに専念して、利確期に入ったらトレードをやめるべきです。
そうすれば、もし、上値抵抗線や下値支持線がわからなくても、高値圏・安値圏の渦に巻き込まれるのを避けられます。
利確期に入ると、上値や下値を固め始め、持ち合うので、レンジ圏内を細かく抜く技術が求められますが、そんな難しいことをしなくても構いません。
もし、利確期を体感するには、上昇トレンドなら”最後まで買い”だけ、下降トレンドなら”最後まで売り”だけを、意図的に経験してみてください。
上値が重いとはどういうことか。
下値が堅いとはどういうことか。
上値や下値を固めるとはどういうことか。
そんなことを、高値や安値をなかなか更新できない値動きや、ローソク足の髭の長さで実感できるはずです。
何事も経験ですが、意図的な経験でないと”経験値”にはなりません。
今週はハラミ高値158.00のレジスタンスに注目して、BOJの高安を高値圏とみてましたが、この高値圏の渦に巻き込まれてしまった人がいるかもしれません。
オレンジの波でみると、155.00からの上昇波は”利確期”になります。
ワンサイズ小さくして、ブルーの波でみると、BOJ安値からの上昇波は”利確期”になります。
4時間足でも1時間足でも”利確期”ということは、158.00のブレイク、または、反転を始めるまで、様子見するのが良いということになります。
待つも相場。といわれるように、稼ぎやすいところで、ガッチリ稼ぐほうが、コンパもタイパもよいです。
来週の相場観
ドル円
概要
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 161.00 |
中段 | 160.00と先週安値 |
下段㊦ | 2週前安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
160.00高値レジスタンスが背景。①158.00へ155.00上昇波の押し戻し狙い。②160.00到達後の利確狙い。
4時間足ブルの視点
158.00高値の更新が背景。①155.00上昇波を160.00へフォロー。②日銀の為替介入があれば下から押し目買い。
ユーロドル
概要
売り手の注目
4月高値由来の下降トレンド発生中。
買い手の注目
4月安値のサポート。
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 2週前戻り高値 |
中段 | 先週コマ足高安 |
下段㊦ | 4月安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
4月高値レジスタンスが背景。①4月高値由来の下降トレンドを4月安値へフォロー。
4時間足ブルの視点
4月安値サポートが背景。①4月安値から安値を切り上げればロング。
デイトレード
FX 5分足スキャルピング ──プライスアクションの基本と原則
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