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FXにおけるGMMAとは?見方・種類・設定値・使い方や手法などを初心者に向けて徹底解説
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7月日銀、利上げ決定~タカ派転換した植田日銀総裁
投稿日 2024年8月1日 02:33:00 (ニュース)
米雇用統計、雇用者数と賃金の伸び鈍化-失業率は4.1%に上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-05/SG5HN5DWRGG000
🇺🇸6月非農業部門雇用者数(NFP)
結果:20.6万(予想:19.0万 5月:21.8万←27.2万件)予想上回るも過去分下方修正
~過去2ヶ月で11.1万人の下方修正
🇺🇸失業率
結果:4.1%(予想:4.0% 5月:4.0%)悪化
🇺🇸平均時給(前月比)
結果:+0.3% (予想:+0.3% 5月:+0.4%)前月から伸び鈍化
🇺🇸平均時給(前年比)
結果:+3.9% (予想:+3.9% 5月:+4.1%)鈍化
NFPは予想が19万のところ20.6万と強い数字が出た瞬間、ドル買いが旺盛と
なったのですが、よくよく見れば過去2ヶ月分で11.1万人乗下方修正。
失業率は悪化、インフレ率も鈍化と全体でみれば決して強くない結果です。
記事中のエコノミストのコメント
「失業率は年末までに4.5%まで上昇するとわれわれはみている。
7月もしくは8月の雇用統計で4.2%に達すれば
FOMCは9月会合で利下げに踏み切るだろう」
のコメントにあるように、失業率悪化のトレンドが明白となってきました。
※米失業率
9月利下げ織り込みの確度がさらに上昇したことで
短期金利の低下が激しい。
中長期金利も軒並み低下していますね。
※米国債利回り 急低下
※CME Fed Watch 9月利下げ織り込みが70%超え
ドル円はNFPのヘッドラインで発表直後急伸したのですが
よくよく見ればあまり良い内容ではなかったということで反落。
しかし、やはり下がったところは買いたい投資家が多いようで
大きく崩れることはありませんでした。
※ドル円15分足
ただ、ドル円相場だけを見ているとわかりにくいのですが
為替市場全般でみると、7月に入ってからドル安が顕著となってきています。
※通貨インデックス
傾向として、ドルだけが下落し他通貨が上昇していますね。
いよいよ米国の利下げが市場のメインテーマとなるか、という局面に入ったか。
このまま今週発表されるCPIなどが悪ければ更にドル安が進む可能性も。
【11日 米消費者物価指数(CPI)】
前年比
■CPI 4月+3.4%→ 5月+3.3% →6月予想+3.1%(鈍化予想)
■コア 4月+3.6%→ 5月+3.4% →6月予想+3.4%(前月と変わらずの予想)
前月比
■CPI 4月+0.3%→ 5月 0%→ 6月予想+0.1%(やや上昇する予想)
■コア 4月+0.3%→ 5月+0.2%→ 6月予想+0.2%(変わらずの予想)
生産者物価指数、6月分は上昇する予想となっています。
【12日 生産者物価指数(PPI)】
前年比
■PPI 4月+2.5% → 5月+2.2% →6月予想+2.2% (上昇予想)
■コア 4月+2.5% →5月+2.3% →6月予想+2.5% (上昇予想)
前月比
■PPI 4月+0.5% →5月▼0.2% →6月+0.1%(上昇予想)
■コア 4月+0.5% →5月 0% →6月+0.2% (上昇予想)
ということで、ドルストレート通貨でのドル売りポジションは継続しています。
・ポンドドル1.2741ドルロング継続
・豪ドルドル 0.6715ドルロング継続
このままドル安がトレンド化してくれれば
ドル円相場も161円台が高値だった、ということにならないでしょうか。。。
※ドル円日足 上値は重くなってきています。
今週は7月31日の日銀会合での国債買い入れ額減額計画策定に向けて
債券市場参加者等と日銀の会合に注目です。
7月9日:債券市場参加者会合、銀行等15:45~、証券等17:30~
7月10日:債券市場参加者会合、バイサイド16:30~
もちろんどのくらい国債買い入れ額を減額するのかは7月31日の
日銀会合の発表を待つことになるわけですが、
この会合後、参加者等が会合で得た感触を各々金融機関に話を持ち帰って、、、
ということで円金利が動くかもしれないという話です。
ここで意外と日銀のQT規模が大きくなりそうだ、という話なら
円金利が上昇、日米金利差縮小が為替市場で意識されるかもしれません。
また、同じく8~10日は日本株市場ではETFの分配金捻出売り圧力にも注意。
今年は1.3兆円規模との情報あり。
堅調な日本株市場にも調整の可能性がありますので注意が必要かな。
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英国総選挙。政権交代です。
7/4総選挙
議会下院の650議席のうち、最大野党だった労働党が412議席と議席数を2倍に増やし
過半数を獲得。与党だった保守党は121議席で、トラス前首相や、シャップス国防相
なども落選する苦しい選挙となりました。
最大野党・労働党が歴史的勝利をおさめ、スナク首相が辞任。
14年ぶりの政権交代が実現しました。
英国で政権交代、スターマー労働党首が首相就任-総選挙で大勝
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-04/SG4AGUT0AFB400
レイチェル・リーブス財務大臣は初の女性です。
リーブス氏はBOE(中央銀行)で日本経済の分析などを担ったエコノミスト出身。
財政規律を重視するとみられているようです。
つまり無茶な財政拡大路線に走ることはない、ということでしょうか。
政権交代でもほとんどポンドに影響はありませんでした。
※主要国長期金利
米利回りが低下したため主要国の金利も軒並み低下
英国だけが突出して変わった値動きはしていません。
財政への不安があれば英債券が売られ英長期金利が上昇するはずですが
そうはなっていませんね。
※ポンドドル むしろポンドドルは上昇
Bloomberg記事から
増税や労組を支持する労働党の伝統的立場は本来は市場と相いれない。しかし約2年前には、トラス前保守党政権の大型減税案などが財政不安を引き起こし、英国債とポンド相場の急落を招いた経緯があり、それが次期政権の良い教訓になるとトレーダーは確信している。
「財政が安定し、英国と欧州連合(EU)との関係が改善されれば、
当面は英国債の支援材料となり、ポンドにもプラスの影響が期待できる」
~スナク首相の前のトラス首相は、就任直後に大型減税案を発表。(高インフレ時に)
これがいわゆる「トラスショック」英国売りをもたらしたのですが
新財務大臣は同じ轍は踏むまい、ということですね。
■英国初の女性財務相、リーブス氏は労働者のための成長経済目指す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-05/SG5NCRDWX2PS00
~財務省の4大歳入減である所得税と国民保険料、付加価値税、法人税について、2人はいずれの引き上げも否定。その他の増税を必要とする計画もないとし、債務が時間の経過とともに減少に向かうことを確実にする財政規律を守ると約束している。
ポンドロング継続です。
——————————————–
フランス議会下院選挙 決選投票始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240707/k10014504241000.html
全く話題になりませんねぇ、、、
ルペン氏が実質率いる国民連合(RN)が過半数を取れないのでは?
という話になってきているようですが、ユーロは上昇しており、
市場はフランスリスクを織り込む動きを見せていません。
明日の東京時間に大勢が判明すると見られますが
ユーロは動くでしょうか・・・?
ドイツとフランスの長期金利スプレッドはやや縮小気味
———————————————
むしろ、話題はイランの選挙。
イラン改革派ペゼシュキアン氏当選-大統領決選投票で保守派破る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-06/SG6MMJDWX2PS00
・欧米との核合意の再建に前向きな改革派ペゼシュキアン元保健相が当選
米国は2018年11月、イランの核開発に関する「共同包括行動計画(JCPOA)」に
基づき解除していた対イラン経済制裁を全面的に再開しました。
「イラン政権の歳入を断つことが目的」ということで
イランとの原油取引を禁じる制裁を発動し、現在もこれが継続されています。
今年4月も新たな制裁が発動されていますね。
4/22 米下院、イラン石油制裁拡大を可決-外国の港湾・船舶・製油所も対象
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-04-22/SCBEBFT1UM0W00
4/19 バイデン米政権、イランに対する金融制裁と輸出管理強化を発表
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/04/2645b082d83d60e9.html
実際には闇取引なども横行しており、イラン産原油が市場から完全に追い出された
わけではないのですが、とはいえ、制裁のため表立って市場に出てこなかった
産油大国イランの原油が、米国との対話と融和が実現すれば制裁解除で
市場に出てくるかもしれない、という思惑につながる可能性はあるでしょう。
この思惑だけで原油価格が動くかどうかわかりませんが、
足元でハリケーンによる供給懸念や夏季休暇のガソリン需要増などの
期待で上昇してきた原油相場の上値を重くするかもしれません。
週明けからの原油相場に注目です。
※WTI原油
NOTE
エヌビディアに異例の投資判断引き下げ、さらなる上昇余地見込めない
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-05/SG5RHLT1UM0W00
日本株よりも選好される中国とインド株-24年後半のアジア株式
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-07-06/SG6Y2QT0AFB400
へー。インドはわからないでもないですが、中国株よりは日本株がいいと思うけどな。
**********今週の主な予定*******
7日(日)
東京都知事選
フランス下院選挙決選投票
8日(月)
日本実質賃金(5月)
米NY連銀インフレ期待(6月)
日銀支店長会議、地域経済報告・各地域から見た景気の現状(7月)
ハスケル英中銀委員、イベント「これまでの成果と今後の展望」講演
9日(火)
日銀「債券市場参加者会合」開催(銀行、証券)
パウエルFRB議長、上院銀行委員会で半期に1度の金融政策報告に関する議会証言
10日(水)
日銀「債券市場参加者会合」開催(バイサイド)
日本国内企業物価(6月)
NZ中銀政策金利
中国消費者物価指数・生産者物価指数(6月)
OPEC月報
11日(木)
豪消費者インフレ期待(7月)
米消費者物価指数(6月)
12日(金)
中国貿易統計(6月)
米生産者物価指数(6月)
米ミシガン大学消費者信頼感 速報値(7月)
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Source: ひろこの“ボラタイル”な日々
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