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正解を求めてしまう貴方へ。相場における『正解』とはなにか?/週ナビ495
投稿日 2024年8月10日 13:15:20 (学ぶ・塾情報)
- 2023年高値152.00割れでダウでは売り目線になった。さらに円高が進むかもしれない。
- ファンダメンタルズ的に、先週の米国経済指標の悪化は円高要因になる。
- 先週足は900ピプスの陰線坊主。
- これで2週連続で円に対してドルが続落、日銀の利上げや米国経済指標が軒並み悪化して、円高ドル安が進んだ。
- 3月安値は注目すべきV字底だが、先週のサゲの勢いが強く、サポートされるにしても、アンダーシュートする疑いがある。
- 重要経済指標:米国ISM非製造業景況指数
- 21期間移動平均線(日足・4時間足・1時間足)が弱気のパーフェクトオーダー。
- 先週足は大陰線坊主。
- 21期間移動平均線(日足・4時間足・1時間足)が弱気のパーフェクトオーダーVS.3月安値のV字底サポート。
- 3月安値をアンダーシュートする疑いアリ。
- 金曜の陰線坊主を基準にする。
- 東京時間、3月安値割れで赤1ショート、145.00で半分決済、その後、M15-21SMAをガイドにホールド。
- NY時間、4本目の4時間足コマ足確定でアウト。M15-21SMAのレジサポ転換、黄1ロングは142.00のサポートに確信が持てず見送り。
- 2024年安値の100ピプス手前までドル続落後、142.00から145.00へ引き戻された。
- H1-21SMAとH4-21SMAの乖離幅が4円程ある。
- 東京時間、H1-21SMAのレジサポ転換、7時足陽転で青1ロング、3月安値でアウト。
- ロンドン・NY時間、3月安値の調整待ち。
- 東京時間、3月安値の戻り目2番天井が崩れたが、急騰で買えなかった。
- ロンドン・NY時間は、急騰後の調整待ち。
- 3月安値戻り売りが失敗、8/5安値上昇トレンドが発生中。
- 戻り目Nボックス(151.00と8/1安値)を注視。
- 東京時間、146.50割れで、赤1ショート・スキャル、145.50の押し目候補でアウト。
- ロンドン時間、145.50に押し目待ち。
- NY時間、145.50の2番底にミニ逆三尊を確認、4本目の4時間足陽転で青1押し目買い、147.50で半分決済。
- 翌日の東京時間、1本目の4時間足の前日高値反発からの2本目の4時間足陰転で撤退。
- 8/5安値上昇トレンドVS.155.00下降波の戻り売り。
- 148.00に2番天井を形成中。
- 東京時間、1本目と2本目の4時間足の前日高値のレジスタンスを確認。
- ロンドン時間、引き戻しから4本目の4時間足で赤1戻り売り。
- NY時間、3月安値+H4-21SMAの到達でアウト。
- 2023年高値は、2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 2023年高安の三角持ち合い、200日と100日線が横ばいで、中長期的に方向感が薄い。
- 今週足は長い下髭陽線。
- 先週安値(6月安値上昇波の61.8%押し目)の反発から、雇用統計の悪化で6月高値まで急騰。
- 6月高値にMMトップ形成の疑い。
- 重要経済指標:米国ISM非製造業景況指数
- 6月高値2番天井VS.6月安値上昇波の先週安値押し目買い。
- 金曜の大陽線を基準に考える。
- ロンドン初動、1時間21SMAの浅い押し目で買われ、目標値1.1に到達。
- NY時間、4本目の4時間足反発を確認後、5本目の4時間足陰転で、赤1逆張りショート、7月高値1.0950で半分決済。
- 7日水曜のロンドン時間、H4-21SMAの反発、Wボトム2番底、3本目の4時間コマ足確定でアウト。
- ロンドン初動、1.1高値の切り下げ、黄1ショートは先週高値が近く見送り。
- NY時間、先週安値上昇波の押し目待ち。
- 7月安値上昇波の押し目買いと1.3レジスタンスの攻防。
- 先週足は雇用統計の急騰で、長い下髭陰線を形成して、7/9押し安値の上でクローズ。
- 重要経済指標:米国ISM非製造業景況指数
- 1.3レジスタンス(2023年高値の2番天井候補)
- 7月高値下降トレンドの継続。
- 先週足の下値反発。
- 200日+100日線のサポート。
- 先週は過度な弱気(円高)相場の揺り戻しで大きく戻したが、今後は、徐々に変動率が落ち、落ち着きどころを見つける展開になるだろう。
- 次に注視するのは、今週の米消費者物価指数、そして、8月22〜24日に開催されるジャクソンホール会議。米国が利下げ局面に入ることになれば、ドル売り加速するかもしれない。
- 先週足は上向きピンバーで、2024年安値のサポートが意識されている。
- 155円急落波の半値を戻して、週足の終値は3月安値でサポート。
- 155円急落波の戻り売りと先週安値上昇トレンドの攻防中。
- 144.00と148.00で持ち合う可能性がある。
- 重要経済指標:米国CPI
- 2023年高値は、2021年高値下降波の戻り目。
- 2023年高安の三角持ち合い、200日と100日線が横ばいで、中長期的に方向感が薄い。
- 先週足は1.1の反発で下向きピンバー。
- 6月高値に2番天井を形成中。
- 重要経済指標:米国CPI
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週刊チャートナビ495回(2024.08.05~2024.08.09)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
※画像をクリックすると新しいタブで開きます。
ドル円
今週の見通し
概要
売り手の注目
買い手の注目
3月安値のV字底サポート(アンダーシュートの疑いアリ)
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 152.00 |
TR中段 | 3月安値と150.00 |
TR下段㊦ | 145.00(140.00上昇波の76.4%深い押し目) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
弱気のパーフェクトオーダーを背景に、先週下降波をサゲ止まるまでフォロー。
4時間足ブルの視点
底値形成の動きを買う。
今週の値動きと焦点
3月安値サポートとショック相場からの半値戻し。
ショック相場からの半値戻しは、よく見られる現象だが、今週は、過度な弱気(円高)相場の揺り戻しで、155円下降波の半値近くを戻し、3月安値の上でクローズした。
わかっていたことは、3月安値V字底サポートの強さで、一時的に3月安値を下抜けても、週足の終値は抜けないだろうと考えた。
わからなかったことは、先週の弱気相場がどこまで継続するか。先週足が陰線坊主だったので、まだ下落する見込みはあったが、2024年安値付近まで続落したのは想定外だった。
ただ、流石に、これは”行き過ぎ”と考えられたので、逆に揺り戻しが狙いやすかった。
毎日の値動き
08/05月曜 米国ISM非製造業景況指数
ベアの視点:①先週陰線坊主を根拠に、3月安値抜けで145.00へショート。
ブルの視点:①サゲ止まりからの引き戻しをロング。
08/06火曜
ベアの視点:①151.00下降波の145.00下の戻り売り。
ブルの視点:①H1-21SMAのサポートで3月安値へロング。
08/07水曜
3月安値(151.000下降波50.0%戻し+155.00下降波38.2%戻し)へ引き戻され、戻り売られ始めてる。
ベアの視点:①3月安値の戻り売りをフォロー。
ブルの視点:①3月安値の戻り目崩れでロング。
08/08木曜
ベアの視点:①148.00高値に戻り目の形成待ち。
ブルの視点:①8/5安値上昇トレンドを雇用統計高値を目安に押し目買い。
08/09金曜
ベアの視点:①148.00の2番天井より戻り売り。
ブルの視点:②148.00の2番天井崩れで、雇用統計高値へロング。
ユーロドル
今週の見通し
概要
売り手の注目
6月高値のレジスタンス(MMトップ)
買い手の注目
先週の長い下髭陽線。
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 1.1 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 7月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
6月高値MMトップ2番天井狙い。①6月高値にMトップの2番天井をつくればショート。①1.1まで買われれば逆張りショート。
4時間足ブルの視点
6月安値上昇波の先週安値押し目買いをフォロー。①仮ネックから2番天井へロング。②6月高値付近の2番天井崩れで1.1へロング。
今週の値動きと焦点
6月高値に2番天井を形成。
ユーロドルの大局はレンジ相場で、三角持ち合いの高値付近に達していたので、6月高値に2番天井をつくるプランで攻めた。
今週前半に1.1を強襲したが、この動きは”ダマシ”なる可能性が高いので、逆張りを仕掛けることができた。
反対に、先週安値上昇波の押し目買いは慎重だった。
6日+7日に押し目を形成後、8日にネックラインをチョビ抜けたが、7月高値を超えた動きをオーバー・シュートとみると、高値を切り下げる疑いがあった。
毎日の値動き
08/05月曜 米国ISM非製造業景況指数
ベアの視点:①先週高値から仮ネック(7/29高値)へ押し戻しをショート。
ブルの視点:①仮ネック(7/29高値)形成を待って2番天井へロング。
08/06火曜
6月高値2番天井が崩れ、目標値1.1に到達後、強く反発。
ベアの視点:①1.1への上値試しから先週安値上昇波の押し戻し波をショート。
ブルの視点:①先週安値上昇波の押し目待ち。
08/07水曜
先週安値上昇波の押し戻し中。
ベアの視点:①1.1高値への2回目の上値試しを待ってショート。
ブルの視点:①先週安値上昇波の8/5安値付近押し目買い。
先週安値上昇波の押し目待ち。
08/08木曜
先週安値上昇波の1.0900付近に押し目を形成中。
ベアの視点:①1.0900付近の押し目崩れ(1.1高値切り下げ)でショート。②1.1への2回目の上値試しでショート検討。
ブルの視点:①先週安値上昇波を1.1へ1.0900押し目買い。
NY時間、1.0900ネック抜けがダマシになり8/5安値へ急落。
08/09金曜
6月高値に2番天井を形成中、昨日は1.1高値の切り下げを確認。
ベアの視点:①前日の急落高値への上値試しから、先週安値へ戻り売り。
ブルの視点:②下降3波戻り売の失敗、8/5安値のサポートで、先週安値上昇波を1.1へ押し目買い。
前日の急落高値への上値試しから、戻り目待ちでノーポジ。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 1.3 |
TR中段 | 8/1急落高値と7/9安値(押し目ボックス) |
TR下段㊦ | 7月安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
1.3レジスタンス背景の7月高値下降トレンドを7月安値へフォロー。
4時間足ブルの視点
7月安値上昇波をフォロー。①押し目 ボックス(TR中段)に押し目をつくればロング。②200日+100日線のサポートで引き戻しをロング。
今週の値動きと焦点
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
1時間足下降チャネルで続落。
今週は、1時間足下降チャネルを基準とした。
月曜日は、7/9の押し安値サポート周辺の押し目形成の振る舞いを様子見。
月曜足の長い下髭から、1時間足下降チャネル高値抜けのロングを画策したため、火曜陰線の下落を逃した。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
08/06火曜
1時間足下降チャネル高値で2回目の上値反発、黄1戻り売りは、前日足の長い下髭を見て見送り。
08/08木曜
1時間足下降チャネル安値、2番底で青1ロング。
翌日の東京時間、1.2750で反発1本目の4時間足同時線確定でアウト。
今週の深堀り
相場における『正解』とはなんでしょう?
正解とは”正しい解釈”を意味しますが、相場における正しい解釈ってなんでしょう?
下がると思って売って、上がったら不正解で、下がると思って売って、下がったら正解なのでしょうか?
ボクは、勝てば正解、負ければ不正解というニ極思考に、すごく違和感を感じてました。
なぜなら、トレードの勝敗とは不確実なもので、些細なことで、常に未来がありえるからです。
このまま、正解の定義が曖昧なまま進めても、第一ボタンをかけ違えそうだったので、相場における正解について、自分なりに定義をしました。
事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。
ニーチェ
ボクは、相場の正解とは勝敗の結果ではなく、正しい解釈のことと定義しています。
相場では、売り手と買い手の相対する解釈が、各時間軸に存在するので、正解はひとつじゃありません。辞書にも、正解はひとつとは書かれてません。
ここからは、今週の相場を例に、複数の解釈が存在することについて解説します。
過去記事の『守りながら攻める、初心者が負けやすい3つの相場。』で挙げたひとつに半値の出合いがあります。
半値の出合いとは、下降波の戻り売りと上昇波の押し目買いが、親波半値の押し戻し付近で、ぶつかる現象のことです。
ボクは、この半値の出合いに最中に何度もポジションを持ち、せっかくトレンドで得た利益を相殺しまうことがよくありました。
ドル円は水曜陽線の確定以降、155円下降波の半値戻り売りと、今週安値上昇トレンドの押し目買いが出合いました。
この局面には、相反する2つの解釈が存在してます。
売り手の解釈は、155円下降波(親波)の半値戻り売り。この解釈の根拠は155円下降波の半値戻しなので、あくまで、今週安値上昇トレンドは調整波となります。
買い手の解釈は、今週安値上昇トレンド(子波)の押し目買い。この解釈の根拠は、3月安値下のアンダーシュートの疑いと2024年安値のサポート、過度な弱気相場からの揺り戻し狙いです。
このような半値の出合いの局面では、売りたい人と買いたい人が、綱引きして、持ち合うことがよくあります。
あなたが、155円下降波の戻り売りをするなら、水曜陽線の確定(高安切り上げ)により、今週安値上昇トレンドが、市場全体に認知された事実に気をつけるべきです。
つまり、木曜の東京時間では、今週安値上昇トレンドの押し目を買いたい人がいるので、スキャルピングで”一時的なサゲ”を売るのはアリですが、155円下降波の戻り売りには早すぎます。
一旦、今週安値上昇トレンドの押し目買いを受け、148.00の2番天井で売るか、押し目崩れで売るのがベターでしょう。
反対に、過度な弱気相場からの揺り戻しを狙うなら、今週安値上昇トレンドをフォローしてもいいでしょうが、155円下降波の戻り売りによる、148.00の2番天井形成の動きを注視すべきです。
買う人がいなくなってから売る。
売る人がいなくなってから買う。
この展開になるのを待ってポジションを持てば、2つの相反する解釈がつくる渦にのまれることはありません。
この競り合いの決着は来週に持ち越されましたが、どちらか一方が圧倒的な有利というわけでもありません。
つまり、明らかな優位性による勝利や自滅的な敗北はパターン化できるが、売り手と買い手の双方が正しい解釈で勝負した結果から、勝ち負けの原因を求めるのはナンセンスで、そこに再現性はありません。
それよりも、
いつ、どこで、誰と誰が、なにを根拠に、どういう解釈で戦っているのか?
トレーダーの思考が及ぶ範囲はここまでで、ここから先の未来は、神の領域ではないでしょうか。
最後に、ボクの考える相場の世界観について触れたいと思います。少しファンタジーかもしれませんが、ボクはこの世界観を持つことで、いろんなことに振り回されなくなりました。
相場は、自分の分身が、複数の時間軸にも存在する、マルチバース(多次元宇宙)になっていて、1分足と日足では、全く、時間の感覚が違いますが、”いまここ”の現在値は一致してます。
些細な出来事で、未来に枝分かれしてるとしたら、本当にマルチバースなのかもしれませんが、それを確かめようはありません。
また、相場全体を、ひとつの大きな意識とみていて、あなたやボクの意識は、ひとつの大きな意識の一部の分身(大きな意識と小さな意識のフラクタル)であることを意識してます。
トレードに負けて、相場に敵意を向ければ、それは、自分に敵意を向けていることになります。
このマルチバース思考によって、自意識を大きな意識という高みに上げると、”いまここ”に対してフラットな意識を保てます。
この感覚は『瞑想』に近いかもしれませんね。
参考になれば幸いです。
来週の相場観
ドル円
概要
売り手の注目
155円急落波が基準。
買い手の注目
先週足上向きピンバー(2024年安値サポート)
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 152.00 |
中段 | 148.00と144.00 |
下段㊦ | 先週安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
155円急落波を先週安値へ戻り売り。(戻り目候補:148.00と150.00)
4時間足ブルの視点
155円急落波の引き戻しを買う。①先週高値の戻り目崩れで150.00へロング。②先週安値の2番底形成からロング。
ユーロドル
概要
売り手の注目
1.1と三角持ち合い高値のレジスタンス。
買い手の注目
6月安値上昇トレンド
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 先週高値(≒1.1) |
中段 | 7月高値と先週安値 |
下段㊦ | 2週前安値(6月高値2番天井ネックライン) |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
6月高値の2番天井背景、7月高値の押さえで、6月高値の2番天井を売る。
4時間足ブルの視点
2週前安値上昇波を1.1へ押し目買い。
デイトレード
FX 5分足スキャルピング ──プライスアクションの基本と原則
EIZO FlexScan 23.8インチ ディスプレイ モニター (フルHD/IPSパネル/ノングレア/ブラック/5 無輝点保証) EV2451-RBK
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