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これだけ押さえれば大丈夫!FXチャート分析の5大要素。/週ナビ498
投稿日 2024年8月31日 14:22:09 (学ぶ・塾情報)
- 2024年安値への2回目の下値試し中。
- ジャクソンホール会議でパウエル議長が米国の利下げ局面入りを宣言。大局的には、円高ドル安が進むかもしれない。
- 155円下降波の戻り売りVS2024年安値サポート。
- 先週は2番底を探る動き。
- 金曜日のパウエル議長の利下げ宣言は、折込済だったせいか、市場の反応は然程大きくなかったように見える。今週は、この下落が続くのかを見極めたい。
- 8月最終週なので、下値を攻めきれずに、下髭をつくり始めるかもしれない。
- 重要経済指標:月末リバランス
- 米国の利下げ確定。
- 155円下降波の戻り売りが継続中。
- D1-21SMAの上値押さえ。
- 2024年安値のサポート。
- 2番底を探るサゲ渋り感アリ。
- 2週前高値戻り売りが、2番底を探る動き。
- 金曜日のパウエル利下げ宣言による市場の反応は大きくなかったが、この流れが週明け以降も続くかを見極める。
- 東京、143.50+H1チャネル安値のダブルボトムを確認。
- NY時間、H1-21SMAのサポートで青1ロング、8/23高値下降波の38.2%戻し144.50で半決済。
- 翌日の東京時間、145.50でアウト。
- 2週前高値戻り売りが、2番底を探る動き。
- 8/23高値下降波の38.2%を戻した。
- 東京時間、下降波の引き戻し待ち。
- ロンドン時間、下降フラッグ完成で赤1ショート。
- 翌日の東京時間、1本目4時間足陽転でアウト。
- 2週前高値の戻り売りが、2番底を探る動き。
- 8/23高値下降波の戻り売りが先週安値に到達。
- ロンドン時間、先週安値のサポート待ち。
- NY時間、前日安値切り上げで青1ロング、145.00Wネックラインでアウト。
- 東京・ロンドン時間、下値試しを待ったが横ばい。
- NY時間、米GDP改定値の強い数字で、ドルが急騰するも入れなかった。
- 先週安値2番底にWボトム完成。
- D1-21SMA+H4チャネル高値の抵抗に注意!
- 東京時間、米GDP改定値の急騰波の押し目待ち。
- ロンドン時間、145.00+16時コマ足高値抜けで青1押し目買い、米指標前、前回高値145.00で半分決済。
- 翌早朝、D1-21SMA到達でアウト。
- 2023年高値は、2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 2023年高安のハラミ、200+100日移動平均線が絡む横ばいで、中長期的な方向感は弱い。
- 日足レベルの三角持ち合い高値+1.1を突破、2023年高値への上値試し中。
- 先週は、2週前陽線終値の1.1キリ番+日足三角持ち合い高値ブレイクをきっかけに、12月高値まで電車道となった。
- 金曜日にパウエル議長の利下げ発言で、先週陽線終値が12月高値を更新したが、週明けの動きを見極めたい。
- 先週陽線の終値は12月高値を更新、2023年高値のネックライン(先週高値)まで上昇。
- 8月足最終週で上髭をつくり始めたら、上値を攻めきれないかも。
- 重要経済指標:月末リバランス
- 先週高値は2023高値ネックライン。
- 2023年高値が意識されて、金曜日のパウエル急騰が続かない疑いもある。
- 先週陽線終値が12月高値を更新。
- 日足・4時間足・1時間足の21期間移動平均線が、買いのパーフェクト・オーダー。
- 東京時間、1本目4時間足で先週高値の反発を確認、2本目4時間足の陰転で赤1ショート(先週高値更新でロング)
- NY時間、8/23安値上昇波の半値押し1.1150の反発で半分決済。
- 翌日の東京時間、1本目の4時間足コマ足確定で撤退。
- 先週高値(2023年高値ネックライン)と8/23安値に高値圏調整レンジを想定。
- 8/23安値上昇波の半値まで押された。
- 先週高値(2023年高値ネックライン)と8/23安値に高値圏調整レンジを想定。
- 8/23安値下降波の半値押し目買いが、先週高値へ2回目のアタック中。
- 東京時間、2番天井ネック割れで赤1ショート。
- ロンドン時間、Mトップのネック割れでホールド。
- NY時間、8/23安値到達でアウト。
- 東京時間、先週高値Mネックへの引き戻し待ち。
- ロンドン時間、12月安値の反発から赤1戻り売り、8/20安値でアウト。
- 先週高値(2023年高値ネックライン)に三尊天井完成、7月高値上昇波の半値周辺まで押された。
- D1-21SMAの支持に注意!
- 100日+200日線の押し目買いが上り電車道になり、先週陽線が2023年高値を更新。
- 重要経済指標:月末リバランス
- 2023年高値レジスタンス。
- 8月終値の2023年高値レジスタンス。
- 8月安値上昇波の買われすぎ感(8/23安値急騰波がクライマックス)
- 100日+200日線の押し目買いによる上り電車道。
- D1+H4+H1-21SMAのパーフェクトオーダー。
- ロンドン時間、三尊天井右肩の反発から赤1ショート。
- 翌日の東京時間、2本目4時間コマ足確定でアウト。
- 高値と安値を切り下げているなら下降トレンド。
- 安値と高値を切り上げているなら上昇トレンド。
- それ以外は、ノントレンド。
- 2024年安値手前にダブルボトムを形成中。
- 8月陰線は長い下髭を出して、終値は3月安値でクローズ。
- 155円下降波の戻り売りVS2024年安値のダブルボトム。
- 重要経済指標:米雇用統計
- 米国の9月利下げ確定(ファンダメンタルズ)
- 155円下降波の戻り売りが継続中。
- 日足SMA21の押さえ。
- 2024年安値に2番底形成。
- 8月陰線の長い下髭+終値の3月安値クローズ。
- 2023年高値は、2021年高値下降波の戻り売り候補。
- 1.1200(2023年高値インナー・ライン)で強く反発、8月陽線の38.2%へ押された。
- 上昇トレンドの調整で下落。
- 重要経済指標:米雇用統計
- 上昇トレンドが継続中。
- 日足SMA21+100日・200日線の下支え。
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週刊チャートナビ498回(2024.08.26~2024.08.31)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
※画像をクリックすると新しいタブで開きます。
ドル円
今週の見通し
概要
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2週前高値 |
TR中段 | 先週高安 |
TR下段㊦ | 8月暫定安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
155.00下降波の2週前高値の戻り売りを、2024安値へフォロー。
4時間足ブルの視点
2024安値サポート背景。2番底形成から2週前高値ネックラインへロング。
今週の値動きと焦点
2024年安値サポートによる、ダブルボトムの2番底固め。
今週のポイントは、2024年安値サポートによる、ダブルボトム2番底固めの動きを想定できること。
月曜から木曜にかけて、先週安値にダブルボトムの切り上げ2番底を形成後、金曜日にD1-21SMAまで上昇。
8月陰線は長い下髭を残し、終値は(想定どおり)3月安値でクローズ。
中期的には、9月の米利下げは確実で、日米金利差の縮小から、円高ドル安傾向。
短期的には、D1-21SMAの戻り目を上抜き、ダブルボトムのネックラインへドルが買われそう。
毎日の値動き
08/26月曜
ベアの視点:①金曜陰線を先週安値へ戻り売り。
ブルの視点:①金曜陰線の引き戻しをロング。
08/27火曜
ベアの視点:①8/23高値下降波の半値戻し付近から戻り売り検討。
ブルの視点:①8/23高値下降波の戻り売りを受けて2番底でロング。
08/28水曜
ベアの視点:①先週安値付近の2番底崩れで8月安値へショート。
ブルの視点:①先週安値付近の2番底からロング。
08/29木曜 米GDP改定値
2週前高値の戻り売りの、2番底を探る動きでダブルボトムを形成中。
ベアの視点:①先週安値2番底崩れでショート。
ブルの視点:①2番底への下値試しから、Wボトム完成を狙ってロング。
08/30金曜 月末リバランス・米PCEデフレーター
ベアの視点:①米GDP改定値の急騰波安値を割れば、Wボトムの崩れを狙ってショート。②D1-21SMA+H4チャネル高値の抵抗でショート検討。
ブルの視点:①先週安値Wボトムを根拠に、米GDP改定値の急騰波を、D1-21SMA+H4チャネル高値へ押し目買い。
ユーロドル
今週の見通し
概要
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 2023年高値 |
TR中段 | 先週高値(2023年高値のネックライン)と8/23急騰安値 |
TR下段㊦ | 先週安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2023年高値レジスタンス背景。①先週高値に頭を押さえられれば、8/23安値へショート。②2023高値に到達すれば利確狙いのショート。
4時間足ブルの視点
7月高値上昇波フォロー。①8/23安値サポートで先週高値へロング。①先週高値をブレイクすれば、2023高値へロング。
今週の値動きと焦点
上り電車道の調整で下落。
今週のポイントは、先週高値に高値ブロックのイメージができること。上り電車道の調整が入るなら、波の反転箇所に高値ブロックが形成される。
高値ブロックをつくる根拠は2つあって、1つ目は、1.1200が2023年高値のインナー・ラインなこと、2つ目は、一本調子の電車道が続いたので、先週金曜日の急騰をきっかけにクライマックスになりそうなこと。
そこで、先週高値と8/23安値を仮ネックとする高値ブロックを想定。
結果、月曜から木曜にかけ三尊天井を形成後、7月高値上昇波の61.8%まで押された。
毎日の値動き
08/26月曜
先週高値(2023年高値ネックライン)と8/23安値に高値圏レンジを想定。
ベアの視点:①先週高値に頭を押さえられれば、8/23安値へショート。
ブルの視点:①先週高値のブレイクで2023年高値へロング。
08/27火曜
ベアの視点:①8/23安値上昇波の押し目崩れで8/23安値へショート。②8/23安値上昇波の2番天井でショート。
ブルの視点:①8/23安値上昇波を押し目買い。
一日かけて1.1150に押し目をつくるも、先週高値へアゲ余地なくノーポジ。
08/28水曜
ベアの視点:①先週高値2番天井から8/23安値へショート。
ブルの視点:①先週高値の2番天井崩れで2023年高値へロング。
08/29木曜 米GDP改定値
先週高値にMトップ完成、三尊天井を想定。
ベアの視点:①先週高値Mネックへの上値試しから戻り売り。②ネックラインのサポート崩れでショート。
ブルの視点:①8/23安値でサポートされれば押し目買い。
08/30金曜 月末リバランス・米PCEデフレーター
ベアの視点:①7月高値上昇波の押し目候補到達で下値追いはやめておく。
ブルの視点:①7月高値上昇波の押し目形成待ち。
7月高値上昇波の押し目候補到達で様子見。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
TR上段 | 2022/3/20高値と8/23安値 |
TR中段 | ーーー |
TR下段 | 8/23安値と先週安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2023年高値レジスタンスが背景。①高値ブロック形成から8/23安値へショート。
4時間足ブルの視点
100日+200日線の押し目買いをフォロー。①8/23安値のサポートでロング。
今週の値動きと焦点
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
上り電車道の調整で下落。
今週のポイントは、ユーロドルと同じく、高値ブロックのイメージができること。上り電車道の調整が入るなら、波の反転箇所に高値ブロックが形成される。
先週高値に高値ブロックをつくる根拠は2つあって、1つ目は、2023年高値のレジスタンス、2つ目は、一本調子の電車道が続いたので、先週金曜日の急騰をきっかけにクライマックスになりそうなこと。
そこで、8/23安値を仮ネックとする高値ブロックを想定。月曜から木曜に、三尊天井のチャート・パターンをつくって8/23安値へ下落、8月陽線終値は2023年高値でクローズ。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
08/29木曜
今週の深堀り
FX初心者がチャート分析で、最初につまずくのは、方法論に関する情報が多すぎて、選べないことです。
結論から言うと、今回のまとめでお伝えする「たったひとつの目的」を果たせる「手段」が正解なのですが、その手段が多岐にわたるので整理できないわけです。
チャートを構成する5つの基本要素は、ローソク足・トレンド・レジスタンスとサポート・チャートパターン・移動平均線の5つです。
この5大要素があれば、その他の要素は要らないし、チャート分析の目的を達成できます。
1.ローソク足
ローソク足は、始値・終値・高値・安値の4つの価格を1本の「ローソク」にまとめたもので、陽線は価格の上昇、陰線は価格の下降を示します。
江戸時代から続く「酒田五法(ローソク足を使った相場分析法)」が、現代の相場でも機能するのは、人の心理が変わらない、何よりの証拠でもあります。
マーケットは、新規や決済の注文を通じて、エネルギーの収縮期・膠着期・拡張期をひたすら繰り返しています。
ローソク足単体でも、その形状や大きさから、鮮度の高い一次情報をゲットできますが、複数のローソク足の組み合わせから、現状を読み取ることができます。
トレードは、膠着期(レンジ)は手を出さず、拡張期(トレンド)や収縮期(押し戻し)で稼ぐのがセオリーです。
例えば、左図の「はらみ足①」は、ローソク足が徐々に小さくなっていく膠着期を表し、ブレイク・アウトを待つのが定石です。
また、右図の膠着状態をブレイクアウトさせた大陰線①は、トレードのシグナルになり、次の陰線が戻り売りのチャンスになります。
トレードの現場では、考えなくても、直感的に収縮期・膠着期・拡張期を感じ取れるようになるまで、日頃からローソク足に慣れ親しむことが大切です。
152円にレジスタンスされて、陰線コマ足①が出現。その後、80ピプス程のハラミ足が10日以上続きました。
この「はらみ足①」に気づけないと、152円付近の膠着状態のなか、何回もポジションを持つことになり、それまでの利益を失ってしまうでしょう。
はらみ足①確定で、膠着期の疑いを持てれば、大切な資産を守ることができたはずです。
その後、大陽線②が152円のレジスタンス・ラインをブレイクすると、押し目をつけて上昇していきました。
2.トレンド
トレンドの法則は、この3つだけですが、厄介なのが、複数波の存在です。
マゼンダ安値①から高値②の区間には、下位足の上昇トレンドも含まれ、このとき、双方は上昇トレンドなので、基本戦略は「押し目買い」一択となります。
しかし、マゼンダ高値②からマゼンダ安値③の区間は、下位足が下降トレンドになってますが、このとき、マゼンダ上昇トレンドのラストの押し安値(ダウ理論のトレンド転換シグナル)ですが、マゼンダ①か、安値③か、3月安値か、見方が分かれそうです。
じゃ、どれが正解か?
そんなこと、わかりません、というか、わからなくても構いません。
なぜなら、売るときに、安値③に潜む「買いの伏兵」に注意すれば済む話だからです。
ダウ理論のトレンド反転シグナルである「ラストの押し安値・戻り高値」は曖昧がことが多々あります。
そこは、わからないままでも、問題ないし、次のサポートとレジスタンスでも述べますが、目安をつけて「事実(値動き)」を確認してからでも遅くありません。
ダウ理論を意識するあまり、悩まなくていいことに悩み、捻り出した答えを、無理やり信じ込むところにミスが生じます。
あなたが、わからないことは、世界もわからないんです。
俺の波の引き方が正解っていう人は、「俺の波の引き方が世界のルールだ」って言ってるのと同じことですから。
ロジカルに波を引く人もいれば、感覚で引く人もいて、波の引き方に正解はありません。
もし、ロジカルに引くのが正解なら、ZIGZAG(インジケーター)が世界基準になるはずです。
むしろ、感覚的に引いた波のほうが、見た目に美しかったりします、見た目の美しさって、重要な判断材料なんです。
3.サポートとレジスタンス
サポートライン(支持線)とレジスタンスライン(抵抗線)は、それぞれ価格が下がりにくい水準と、上がりにくい水準を示します。
FX初心者はこれらのラインを引くのが難しく、価格がどこで反発しやすいかを予測できないため、適切なエントリーポイントやエグジットポイントを見極めるのに苦労します。
じゃ、どうすればいいか?
レジサポは「事実」で見極める。
これだけです。誰だって、予測だけでトレードしたら、負けまくります。
フィボナッチ61.8%は、ただの目安なので、グレー○では買わずに、Wボトムでサポートされた「事実」を確認してから青○で買います。
安値③の押し目候補が、黄○でもみ合ってから崩れましたが、こういうところを、下位足のWボトムなどのチャートパターンで「事実」を確認することが大切です。
勿論、そのチャートパターンが崩れてしまうこともありますが、「予測」だけでエントリーするよりは、負け方として遥かにマジです。
最近の急落相場で、最も注目すべきサポートラインはどこでしょう?
ボクは、2024年安値のある140円周辺のサポートに注目しました。
このサポートを下に割ると、マゼンダ上昇トレンドが崩れるし、米国の利下げもあるしで、円高ドル安に拍車がかかりそうです。
ただ、152円と140円は、マゼンダ上昇トレンドの押し目Nボックスでもあるので、押し目が形成されてもおかしくありません。
ただ、ダブルボトムなどの値動きを見ないと、本格的には買えないので、陰線④のような1番底の反発は見送り、2番底から買うことが多いです。
サポートやレジスタンスでは「予測」じゃなく「事実」で動くようにすれば、圧倒的に勝率を上げられます。
4.チャートパターン
ダブルトップやダブルボトム、ヘッドアンドショルダーなどのチャートパターンは、トレンドの転換点を示す重要なサインです。
しかし、FX初心者はこれらのパターンだけを見て、誤った判断をしてしまうことがあります。
チャートパターンはいたるところに出現するため、基本的に、それ単体をサインにすることはできません。
チャートパターンは、サポートやレジスタンスなどと組み合わせることで機能します。
チャートパターン攻略のコツは、サポートやレジスタンスを目安に、事前にチャートパターンをイメージしておくことです。
今週のダブルボトム2番底はイメージできたでしょうか?
2024年安値のサポートを意識できれば、ダブルボトムをイメージできたはずです。
先週高値に12月三尊天井をイメージできたでしょうか?
イメージ通りになるばかりじゃありませんが、イメージがあることで、どこで待って、何をすべきか、心の準備ができます。
5.移動平均線
FX初心者は、どの期間の移動平均線を使うべきか、またどのように解釈すべきかがわからないことが多いです。
ちなみに、ボクの使い方は、複数時間足の21期間移動平均線を重ねて表示し、主に収縮期・膠着期・拡張期を見ています。
一般的な20や21期間の移動平均線は、リアルな値動きを適度に平滑化してくれるので、トレンドの判定にも適してます。
拡張期:上向きの200日線(イエロー)から、上向きの日足21SMA(マゼンダ)が、遠ざかろうとする上向き矢印の動き。
収縮期:下向きになった日足21SMA(マゼンダ)が、上向きの200日線(イエロー)に近づこうとする下向き矢印の動き。
こんな感じで見てます。
まとめ
チャートを構成する5つの基本要素についてお伝えしてきましたが、これらの基本要素は、チャート分析の「手段」であって「目的」ではありません。
チャート分析のたったひとつの目的は、マーケットが注目する価格、もしくは、価格帯を見つけること。
これに尽きるし、迷ったら、立ち戻って考えるべき原点です。
それを裏付けるために、チャートを基本要素に分けているだけで、「分析のための分析」になってはいけません。
5つの基本要素も、どれが一番とか、そういうものではなく、複合的に見るべきものです。
ポイントは、5大要素の重複と上位足の影響を考え、複合的に見ること。
ひとつの基本要素をとっても、上位足は下位足より、明らかに機能しやすいです。
例えば、日足のダブルボトムと5分足のダブルボトムなら、遥かに、日足のダブルボトムが注目されます。
また、基本要素が重複するほどに、マーケット全体の総意として、大きな値動きをつくりやすいです。
つまり、5大要素が揃ったら最強といえますが、それより上位足のダブルトップに負けることもあります。
参考になれば幸いです。
来週の相場観
ドル円
概要
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 3週前高値Wネック |
中段 | 先週高安(上値側は3月安値) |
下段㊦ | 8月安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
155.00下降波のフォロー。①日足SMA21+3月安値のレジスタンスで戻り売り。②3週前高値まで上昇すれば、下値試しのショート検討
4時間足ブルの視点
2024安値ダブルボトム背景。①日足SMA21+3月安値レジスタンス崩れで、3週前高値へロング。②3月安値の売りを受け、先週安値のサポートでロング検討。
ユーロドル
概要
売り手の注目
8月高値は2023年高値の2番天井候補(8月陽線の長い上髭反発)
買い手の注目
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 2023年高値 |
中段 | 2週前はらみ足高安(上値は8月高値) |
下段㊦ | 4週前安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2023年高値レジスタンス背景。①8月高値に2番天井をつくれば、2週前安値へショート。②2週前安値周辺のサポート崩れで、7月高値へショート。
4時間足ブルの視点
8月高値のダブルトップ形成をフォロー。①2週前安値周辺サポートから8月高値へ押し目買い。②TR下段の押し目ボックスからロング検討。
デイトレード
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