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波と節が分かれば、相場のカラクリが見える!/週ナビ510
投稿日 2024年11月23日 12:23:08 (学ぶ・塾情報)
- 140円起点の”強気相場”は大統領選が終わって落ち着く見通し。
- トランプ政権が始まる来年の1月後半まで”調整”による下落があるかも。
- 米長期金利の上昇を受け、155円をブレイクしたが、先週陽線終値は155円下でクローズ。
- 11/6大統領選の上昇波VS日足上昇チャネル上限+155円
- 天井ブロック形成の疑い
- 重要経済指標:日CPI
- 日足上昇チャネル上限で強反発
- 155.00抜けのオーバーシュート疑い
- 日足上昇チャネル内で上昇トレンドが発生中
- 日足ミドル・チャネルのサポート
- 11/8上昇波が基準
- 日足上昇チャネル上限で強反発。
- 11/8上昇波が基準
- 155.00に金曜下降波の戻り目を形成中
- ロンドン時間、下降フラッグ下限への引き戻しを待って、16時同時線の安値抜けで赤1戻り売り、11/12安値(=目標値)到達でアウト。
- 11/12安値の強い反発(+日足SMA21+日足ミドル・チャネル)から、上昇スパイクを狙い、19時ピンバーの高値抜けで青1ロング。
- NY時間、安値のキリアゲて急落高値を更新。
- 翌日のロンドン時間、11/15戻り高値到達でアウト。
- 11/8上昇波が基準
- 11/12安値(+日足SMA21+日足ミドル・チャネル)で押し目買い中。
- 前日は上向きのピンバー
- 東京時間、4時間2番陽線が155.00をブレイク、前日のピンバーを根拠に青1ロング。
- ロンドン時間、11/15戻り高値での4時間3番陽線のクローズでアウト。
- 調整による下落は静観。
- NY時間、逆三尊肩ライン154.00の反発を確認。
- 11/8上昇波の11/12安値押し目買いVS11/15高値
- 逆三尊肩ライン154.00の反発を確認。
- 東京時間、154.00サポートからのキリサゲ・ライン+12時ハラミ足の高値抜けで青1ロング、155.00で半決済。
- NY時間、155.00での2回目の反発で撤退。
- 8月高値起点の下降波が、日足レンジ下限(=2023年安値)にまもなく到達。
- 米長期金利の上昇を受け、2023年11月安値+日足下降チャネル下限まで続落。
- 11/6大統領選の下降波VS日足レンジ下限(=2023年安値)
- 底値ブロック形成の疑い
- 重要経済指標:欧CPI
- 11/7下降波基準
- 日足下降チャネル下限で反発。
- ロンドン時間、4時間SMA21での売りを受け、20時ハラミ足を確認。
- NY時間、20時ハラミ足高値を上抜けたが、4時間足SMA21の反発リスクから黄1ロングは見送り。
- ロンドン時間、18時陰線で1.0500+4時間足SMA21の反発を確認、19時足の陽転で1.0650への引き戻しを狙って青1ロング。
- NY時間、1.0600で半決済。
- 翌日の東京時間、1.0600の反発で撤退。
- 11/7下降波基準
- 1.0500+4時間足SMA21でレジサポ転換して上昇中
- 前日は上向きのピンバー
- 11/7下降波基準
- 1.0600から先週安値へ戻り売られた。
- 東京・ロンドン時間、先週安値付近に2番底待ち。
- NY時間、2番底崩れを狙って、24時足上髭陰転で赤1ショート、日足チャネル下限でアウト。
- 11/7下降波の1.0600戻り売りが先週安値をブレイク。
- 日足下降チャネル下限に到達、日足レンジ下限の2023年安値にも、ほぼ到達。
- ロンドン時間、”欧州PMI”の悪化で急落、1.0350の反発から半値戻しを狙って青1ロング、4時間3番陰線のクローズでアウト。
- NY時間の調整はノーポジ。
- 11/6大統領選の下降波VS1.2600(日足キリアゲ・ライン+日足下降チャネル下限)
- 1.2600に底値ブロック形成の疑い
- 重要経済指標:欧CPI
- 9月高値下降トレンドが継続中。
- 売りのPO(日足+4時間足+1時間足SMA21)成立
- 1.2600(日足キリアゲ・ライン+日足下降チャネル下限)のサポート
- ユーロドルが2023年安値のサポート・エリアに到達
- 米大統領選も終わり、米長期金利の上昇も落ち着きを見せている。
- トランプ政権が始まる来年の1月後半まで”調整”による下落もあるかも。
- 11/6大統領選の上昇波VS日足上昇チャネル上限+155円のレジスタンス
- 先週安値上の調整中
- 先週コマ足陽線は155円下でクローズ、月末最終週なのでリバランスに注意!
- 週足が2週連続で、155円の突破できなかった。
- 11月末のリバランス
- 日足チャネル内に上昇トレンド発生中
- 200日線のサポート
- 米大統領選も終わり、米長期金利の上昇も落ち着きを見せている。
- 先週は”欧州PMI”の悪化を受け、日足レンジ下限の2023年安値を突き抜けた。
- 日足レンジを下抜けしたことで、1.00への下げが加速する可能性もある。
- 11/6米大統領選の下降波VS日足レンジ下限の2023年安値サポート
- 月末最終週なのでリバランスに注意!
- 先週陰線終値が日足レンジ下限をブレイク。
- 売りのパーフェクト・オーダー(日足+4時間足+1時間足SMA21)が成立
- 日足のレンジ下限=2023年安値のサポート
- 11月末のリバランス
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週刊チャートナビ510回(2024.11.18-2024.11.22)。今週の相場(ドル円・ユーロドル・ポンドドル)の振り返りと、「今週の深堀り」では、今後のトレードに役立つ情報を、今週の相場からケース・スタディします。
※画像をクリックすると新しいタブで開きます。
ドル円
今週の見通し
概要
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 先週高値 |
TR中段 | 11/12安値と11/6大統領選の安値 |
TR下段㊦ | 150.00 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
155円レジスタンスが背景①先週高値下降波を11/12安値を目安に戻り売り②155円への押し目買いから戻り売り検討③先週高値ダブルトップでショート検討
4時間足ブルの視点
11/6大統領選の上昇波が背景①押し目買い(11/12安値 が目安)②152.00のサポートでロング検討
今週の攻略ポイント
155円周辺の天井形成を意識
今週の攻略ポイントは155円周辺の天井形成を意識すること。
米大統領選挙が終わり、”米10年債利回り”も前回高値に達して、先週足が長い上髭を出していたので”天井形成”を疑った。
結果、日足の上昇チャネル内なので”買い選好”で攻めたが、11/12安値と先週高値のレンジになり、今週足の終値は155円の下でクローズ。
毎日の値動き
11/18月曜
ベアの視点:①金曜下降波の続きを11/12安値へ戻り売り。
ブルの視点:①11/8上昇波を155.00へ押し目買い。
東京時間は乱高下は静観、155.00の反発を確認できたが、下値の反発も強くてノーポジ。
11/19火曜
ベアの視点:①金曜下降波を155.00で戻り売り。
ブルの視点:①155.00の戻り目崩れで先週高値へロング。
11/20水曜
ベアの視点:①先週高値下降トレンドを155.00で戻り売り。
ブルの視点:①11/12安値の押し目買いを先週高値へフォロー。
11/21木曜
11/8上昇波の11/12安値押し目買いが継続。
ベアの視点:①先週高値から11/15への高値切り下げでショート。
ブルの視点:①11/12安値の押し目買いを先週高値へフォロー。
11/22金曜 日CPI
ベアの視点:①逆三尊肩ライン154.00の崩れでショート。日足ミドル・チャネルの反発に注意!
ブルの視点:①逆三尊肩ライン154.00のサポートでロング。
ユーロドル
今週の見通し
概要
売り手の注目
売りのPO(日足+4時間足+1時間足SMA21)成立
買い手の注目
日足レンジ下限(=2023年安値)サポート
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 11/6大統領選の高値 |
TR中段 | 11/7戻り高値と先週安値 |
TR下段㊦ | 日足レンジ下限(=2023年安値) |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6大統領選の下降波を戻り売り
4時間足ブルの視点
日足レンジ下限=2023年安値のサポートが背景①11/6大統領選の下降波の引き戻しをロング。②2023年安値到達で利確狙いのロング。
今週の攻略ポイント
2023年安値周辺の底値形成を意識
今週の攻略ポイントは日足のレンジ下限=2023年安値周辺の底値形成を意識すること。
米大統領選挙が終わり、”米10年債利回り”も前回高値に到達、日足下降チャネル下限にも達していたので”底値形成”を疑ったが、金曜の”欧州PMI”の悪化を受け、今週の陰線終値が2023年安値=日足レンジ下限をブレイク。
日足のレンジ下限を下抜けしたことで、1.00への下げが加速する可能性もある。
毎日の値動き
11/18月曜
ベアの視点:①1.0600への引き戻しから戻り売り検討。
ブルの視点:①11/7下降波の引き戻しを1.0600へロング。
11/19火曜 欧CPI
11/7下降波基準
ベアの視点:①11/7下降波を1.0600で戻り売り。
ブルの視点:①11/7下降波の引き戻しを1.0650へロング。
11/20水曜
ベアの視点:①11/7下降波を1.0650で戻り売り検討。
ブルの視点:①1.0500押し目買いを1.06500へフォロー。
1.0650への引き戻しを狙っていてノーポジ。
11/21木曜
ベアの視点:①先週安値の2番底崩れで2023年安値へショート。
ブルの視点:①先週安値の2番底形成を待ってロング。②日足チャネル下限や2023年安値の強反発で逆張りロング。
11/22金曜
ベアの視点:①前日陰線を戻り売り。
ブルの視点:①日足チャネル下限の到達を根拠に、今週足の下髭形成を狙って逆張りロング。
ポンドドル
今週の見通し
概要
GBPUSD 日足に月足ロウソク
2023年高値を更新するも、9月高値から”弱気相場”が続き、日足キリアゲ・ラインと下降チャネル下限まで下落。
GBPUSD 4時間足に月足+週足ロウソク
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
TR上段㊤ | 11/6大統領選の高値 |
TR中段 | 1.3000(=11/7高値)と10月安値 |
TR下段㊦ | 先週安値 |
今週のシナリオ
4時間足ベアの視点
11/6大統領選の下降波を戻り売り
4時間足ブルの視点
11/6大統領選の下降波の引き戻しをロング
今週の攻略ポイント
GBPUSD 1時間足に月足+週足+日足ロウソク
1.2600周辺の底値形成を意識
今週の攻略ポイントは1.2600周辺の底値形成を意識すること。
米大統領選挙が終わり、”米10年債利回り”が前回高値に到達、日足のキリアゲ・ラインや下降チャネル下限にも達していたので”底値形成”を疑ったが、金曜の”欧州PMI”の悪化を受け急落、今週の陰線終値が1.2600をブレイク。
毎日の値動き
GBPUSD 15分足に週足+日足+4時間足ロウソク
今週は、先週安値=1.2600で底値を固め初めたのでノートレ。
今週の深堀り
生命の根源たる水(H2O)が、酸素(O2)と水素(H2)の反応から生まれるように、相場は波と節の反応からつくられます。
波と節の間にある関係性は”値動きの本質”そのものなので、これを理解すれば、無駄なトレードを減らし、効率的なトレードが可能になります。
端的に言えば、波は価格の動き、節は価格が止まりやすいポイントのことです。
波には”トレンド”と”レンジ”があって、トレンドの特徴である、秩序(高値と安値の切り上げや切り下げ)は、戦略を立てるうえで、強い優位性を担保します。
節はサポートやレジスタンスのこと。過去の高値や安値、ラウンドナンバーなど、節として機能しやすい価格帯があり、波と節が接触することで、波の反転やブレイクを起こします。
波は客観的事実、節は主観的解釈。
波と節は、様々な視点での解釈が可能です。
例えば、波は動的(フロー)、節は静的(ストック)という視点は、そのひとつです。
波はトレンドやボラティリティの影響を受けて動的に動き続け、一瞬たりとも同じ状態にとどまりません。
波は市場参加者の売買活動そのものであり、トレンド発生中は秩序が保たれますが、節に達してレンジ相場になると、そのなかはカオスとなり予測困難な動きをします。
また、トレンドの波は市場参加者の”エネルギーの放出”であり、レンジの波は”エネルギーの蓄積”と見ることができ、蓄積されたエネルギーが解放されると、大きな波へとつながることがあります。
節は波が反転するか、加速するかで”拮抗”している状態であり、この静止点が、次の波の方向性を決める分水嶺の役割を担います。
波は時間の流れであり、節は価格の記憶です。
波は価格の動きを時間軸に沿って描写するものであり、トレンドが続く限り、波が連続して描かれます。
節は価格の履歴を反映しており、「過去ここで反転した」という記憶がトレーダー心理に影響を与え、その記憶が強ければ強いほど、その節は”重要なレジサポ”として意識されます。
今回は波と節の関係性を考えるうえで、最も重要と捉えている、ひとつの視点をご紹介します。
それは「波は客観的事実、節は主観的解釈である」という視点です。
ボクは波が先、節は後からつくられる、と考えています。
波の客観性が高い根拠は、チャートに現れている「事実」だからです。
例えば、高値と安値を切り上げていれば、誰であっても”上昇トレンド”の事実を確信できます。
反面、節は波の動きを観察した結果として生まれます。節は過去の波(高値や安値、重要な価格帯)をもとにトレーダーが定義するものです。
例えば、「この価格帯は過去に反転した」「多くのトレーダーが注目している」という主観的な解釈が加わることで、節の重要性が高まります。
節が主観的である根拠は、どこに注目するかがトレーダーごとに異なるからです。
過去の高値や安値、ラウンドナンバー、フィボナッチ・リトレースメントなど、どの基準を重視するかは主観が強く影響します。
また、同じ価格帯をサポートと見る人もいれば、レジスタンスと見る人もおり、解釈が分かれます。
波と節で考えるトレード戦略
ドル円は、日足・4時間足・1時間足レベルが”上昇トレンド”を示唆していて、この”客観的事実”は、トレード戦略の軸にできます。
今週、注目した波は、11/6上昇波と11/8上昇波で、両波にフィボナッチ・リトレースメントを当て、11/12安値を押し目候補(=節)と見ました。
加えて、11/12安値に日足SMA21や日足ミドル・チャネルがランデブーすれば、さらに”節”として重要視されるでしょう。
しかし、上昇トレンドという客観的事実は確認できても、11/12安値が押し目(=節)になるかなんて、終わってみなければわかりません。
もちろん、11/12安値の”反発”を確認してからエントリーしますが、その客観的事実は局所的であり、本来、11/12安値の押し目が客観的事実となるのは、先週高値の更新後だからです。
我々、トレーダーができることは、主観的な”節”を予測し、リスクをとる決断をすることだけなんです。
また、主観的な155円の”節”についても、レジスタンスされるかどうかはわかりません。11/12安値を下に割るまで、客観的事実は得られません。
その考えは、客観的事実によるものか?それとも、主観的な思い込みか?トレーダーは常に自問自答しなければなりません。
まとめ
波は先に市場に現れる客観的な現象。
節は波を観察した結果としてトレーダーが意識する主観的な価格帯。
このように、波=客観、節=主観と定義しましたが、実のところ、物事の見方には、客観などなく、すべてが主観という考え方もできます。
なぜなら、客観とは大多数の主観の集合だからです。
大多数の主観の集合に含まれる共通した主張を客観的と捉え、大多数の主観の集合に含まれない少数の主張を主観的と捉えているに過ぎません。
例えば、大昔、天動説が客観で地動説が主観でしたが、現代は地動説が客観で天動説は主観です。
斎藤知事の文書問題も、選挙前と後で、客観と主観が入れ替わりました。
トレードで勝つ唯一の方法は、大多数の主観の集合のなかに、自らの主観(=戦略)を置くことです。
数多ある手法の正体も、大多数の主観の集合を、相場環境に合わせて定義したものに過ぎません。
トレードの優位性とは、大多数の主観の集合のことです。
トレンドの優位性が高いのは、大多数の主観の集合のなかにあるからです。
トレーダーの仕事はリスクを取って、リターンを得ること。
つまり、主観の集合が見られない事象にリスクを取るべきじゃないし、大多数の主観の集合にこそリターンを求めリスクを取るべきなんです。
参考になれば幸いです!
来週の相場観
ドル円
概要
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 2週前高値 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 11/6米大統領選安値 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
155円周辺のレジスタンスが背景①11/6大統領選安値へのショート②2週前高値のダブル・トップでショート
4時間足ブルの視点
11/6大統領選上昇波を背景に、先週安値を割るまで、2週前高値へ2番天井狙い。
ユーロドル
概要
売り手の注目
買い手の注目
トレーディング・レンジ
上段㊤ | 2週前安値 |
中段 | 先週高安 |
下段㊦ | 1.0200 |
来週のシナリオ
4時間足ベアの視点
2023年安値ブレイクを背景に、11/6米大統領選下降波を1.0200へフォロー。
4時間足ブルの視点
2023年安値ブレイクが”ダマシ”なら、11/6米大統領選下降波の引き戻しを先週高値へロング。
デイトレード
FX 5分足スキャルピング ──プライスアクションの基本と原則
EIZO FlexScan 23.8インチ ディスプレイ モニター (フルHD/IPSパネル/ノングレア/ブラック/5 無輝点保証) EV2451-RBK
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