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もう、落ちるナイフは掴まない!他者の利確を狙った逆張り手法。/週ナビ396
投稿日 2022年8月6日 20:03:06 (学ぶ・塾情報)
- 日足上昇トレンドは押し安値131.5(5月安値上昇波61.8%ポイント)を割るまで継続とみる。
- 先週の下落で5月安値上昇波の半値まで押された。
- 先週足は約500ピプスの大陰線。日足のラス押し安値131.5へ下落中。
- 7月安値と131.5区間は5月安値上昇波の50.0%-61.8%押し目候補。
- 7月足は140円手前で反落して陰線で確定、上髭ピンバーになって、2002年高値の下でクローズ。
- 重要経済指標は8/5金曜米雇用統計。
- 4時間足ダウは2002年高値135.0割れで下目線。
- 先週足約500ピプスの大陰線。
- 日足と4時間SMA21のサポレジ転換。
- 日足ラス押し安値131.5+ネックライン(7月安値付近)のサポート。
- 100日移動平均線+日足チャネルラインのサポート。
- 前日陰線終値は7月安値を下抜き、日足節目131.5を達成。
- 131.5に押し目をつくるなら相当時間がかかるしV字反転もあり得る。
- 日足節目131.5下の動きはアンダーシュートとなり7月安値に乗り上げた。
- 先週下降波38.2%ポイントまで勢いよく戻された。
- 7月陰線終値は1.00でサポートされ長い下髭を出した。
- 日足戻り売りと1.00サポートの戦いは、上値・下値共に重く方向感なし。
- 7月足の1.00サポート。
- 1.00から先週安値への安値切上げ。
- 日足SMA21を29日陽線が上抜け。
- 先週高安の持ち合い中とみる。
- 日足SMA21レジスタンスの29日陽線上抜けはブル派有利。
- 先週高値を前日陽線終値がギリ更新。
- 金曜陽線が日足SMA21を上抜けたので2週前高値も抜けやすいとみる。
- 2週前高値付近、日足下降波戻り目崩れを狙ったブル派の失望売りで前日は120ピプスの大陰線。
- 2週前高値付近にワンサイズ大きな2トップをつくる可能性も出てきた。
- 6月高値2トップ起点の下降トレンド発生中。
- 100日移動平均線の下方ブレイク(下髭で抜く可能性アリ)
- 5月安値(日足ラス押し安値)+2021高値134.0サポート。
- 前日足は下髭ピンバー、2021年高値134.0でアンダーシュートして7月安値まで大きく戻した。
- 金曜高値と7月安値区間を戻り目ボックスに設定。
- 戻り売り失敗で月曜高値まで戻された。
- 金曜高値と7月安値区間を戻り目ボックスに設定。
- 7月安値135.5と137.0で持ち合う雰囲気。
- 137.0で強反発、三尊天井頭になるか?2トップになるか?
- 金曜高値と7月安値区間を戻り目ボックスに設定。
- 7月安値135.5と137.0で持ち合う雰囲気。
- 日足は上昇トレンド、日足ラス押し目131.5は守られ、日足押し目買いが2002年高値にアタック中。
- 2002年高値を分水嶺とみて7月高値のMトップ・ベア派と先週安値の逆三尊天井・ブル派がにらみ合い。
- 2週前高値と先週安値の下降波はらみのなか。
- 今週の経済指標は8/10水曜の米消費者物価指数CPI
- 日足下降トレンドだが1.00サポートが強く意識され3週間も持ち合ってる。
- 今週の経済指標は8/10水曜の米消費者物価指数CPI
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週刊チャートナビ396回(2022.08.01~2022.08.05)は、ドル円、ユーロドル、ユーロ円の主要三通貨ペアの一週間を振り返ったチャート考察です。
ドル円
今週の見通し
概要
売り手の注目
買い手の注目
TR上段㊤:先週高値
TR中段:2002年高値抜きの高値と7月安値
TR下段㊦:日足ラス押し安値131.5
4時間足ベアの視点:①基本戦略は先週大陰線戻り売り。2002年高値裏が半値戻し。②131.5の押し目崩れでショート検討。
4時間足ブルの視点:①基本戦略は5月安値起点上昇波の押し目買い。7月安値と131.5区間に押し目形成を待ってロング。②下げ止まれば先週陰線の戻りをロング。③2002年高値抜き高値を上抜けば、さらに買われやすくなる。
今週の値動き
2日火曜東京時間、100日移動平均線+日足チャネル安値を試しアンダーシュートしたが終値ベースでサポートされ急騰。
4日木曜、先週下降波61.8%ポイントで戻り売られるも、安値を切上げ雇用統計で急騰、2002年高値まで戻された。
日足の節目131.5を巡る動きが日足クラスの押し目となるのか来週の値動きに注目したい。
毎日の見通し
08/01月曜 23:00米ISM製造業景況指数
日足ラス押し安値131.5へ向け下落中、131.5安値ネックラインにほぼ到達してる。
1時間足ベアの視点:下降トレンド戻り売り。①先週終値付近のサポート崩れで7月安値へショート。②134.0への上値試しから7月安値へショート。
1時間足ブルの視点:下降トレンド戻り狙い。戻り売りを受け、7月安値から安値を切上るか、2ボトムになれば金曜高値へロング。
08/02火曜
1時間足ベアの視点:前日陰線を131.5へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:131.5達成で売りポジの利確を狙ったロング。
08/03水曜 23:00米ISM非製造業景況指数
1時間足ベアの視点:先週下降波のNボックス戻り売り。戻り目候補は前日高値(38.2%)、134.0(50%)、金曜高値(61.8%)
1時間足ブルの視点:先週下降波の戻り目崩れで一段上の戻り目へロング。
08/04木曜
火曜安値からの強い上昇モメンタム継続で高値更新、先週下降波61.8%ポイント134.5に達した。
1時間足ベアの視点:金曜高値134.5Wトップで先週下降波戻り売り。
1時間足ブルの視点:①火曜安値上昇波を2番天井(金曜高値134.5)へ押し目買い。②金曜高値戻り目崩れで2002年高値抜き高値を目安にロング。
08/05金曜 21:30米雇用統計
先週金曜高値134.5(先週下降波61.8%ポイント)で4時間足クラスの戻り売りが入り始めた。
1時間足ベアの視点:金曜高値2トップ試しから下降3波戻り売り。
1時間足ブルの視点:①7月安値132.5付近サポートで金曜高値へロング。②日足ラス押し安値131.5付近を試せばロング。
毎日の値動き
08/01月曜
東京時間、1時間上髭ピンバー+安値抜きで赤1戻り売り、131.5ネック到達、15分同時線確定で半決済。
ロンドン初動、131.5ネックの2ボトムで全決済。
NY時間、米国指標を控え+日足節目131.5も近づきートレード。
08/02火曜
東京時間、1時間足陰線が日足節目131.5をブレイク、次の1時間足陰転で赤1ショート、日足チャネル安値+100日移動平均線サポート+130.5でアウト。
ロンドン時間、日足節目131.5下のアンダーシュートを狙って待機。
NY時間、130.5から131.0への安値切上げで青1ロング、7月安値裏目前の4時間足5thクローズで半決済。
翌日の東京時間、月曜高値(7月安値抜き高値)到達で全決済。
08/03水曜
東京時間、134.0(先週下降波50.0%ポイント)で1回目の売りが7月安値で強くサポートされるのを確認。
ロンドン時間、東京高値付近に2番天井+米国指標待ち。
NY時間、月曜高値2トップ崩れで青1ロング、先週金曜高値(先週下降波61.8%ポイント)134.5到達でアウト。
08/04木曜
東京時間、前日安値から133.5への安値切上げで2番天井へ青1ロング、2番天井をつくり始めてアウト。
ロンドン時間、134.5のミニ三尊天井ネック割れで赤1先週下降波戻り売り。
翌日の東京時間、7月安値達成でアウト。
08/05金曜
東京時間、日足節目131.5周辺の値動きを重視、火曜安値から7月安値への安値切上げイメージ。
ロンドン時間、133.5ネックラインでのサポレジ転換、黄1ショートは見送って、7月安値から133.0への安値切上げ始めで青1ロングを薄く仕込む。
NY時間、米雇用統計は「非農業部門雇用者数変化」の数字が予想の2倍と強い数字となり急騰、2021高値到達後135.5でアウト。
ユーロドル
今週の見通し
概要
日足クラスは下降トレンド継続中だがスーパー・ラウンドナンバー1.00で底固い値動き。
売り手の注目
先週高値付近の日足下降波戻り目は完全に崩れてはない。
買い手の注目
TR上段㊤:2016安値抜き高値
TR中段:先週高安の持ち合い
TR下段㊦:7月安値
4時間足ベアの視点:①基本戦略は日足下降波の戻り売り。先週高値に引きつけショート。②2016安値抜き高値まで買われればショート検討。
4時間足ブルの視点:①基本戦略は1.00サポート重視、7月安値から先週安値への安値切上げを根拠にロング。②1.00まで売られて2ボトムになればロング検討。
今週の値動き
先週に引き続き今週もSRN1.00と1.06下降波の戻り目の持ち合いが継続、オレンジの巨大2トップを形成。
毎日の見通し
08/01月曜 23:00米ISM製造業景況指数
1時間足ベアの視点:日足下降波戻り売り。先週高値レジスタンスで金曜安値へショート。
1時間足ブルの視点:日足下降波戻り目崩れ狙い。金曜安値への下値試し、または、先週高値付近の崩れでロング。
08/02火曜
1時間足ベアの視点:2週前高値レジスタンスでショート検討。
1時間足ブルの視点:2週前高値上抜けからの押し目買い、または、2週前高値付近クラスター上抜けでロング。
08/03水曜 23:00米ISM非製造業景況指数
1時間足ベアの視点:前日下降波を先週安値へ戻り売り。1.015サポートに注意!
1時間足ブルの視点:1.015付近で下げ止まれば2番天井へロング。
08/04木曜
1時間チャネル安値裏の売りが安値を更新したが、前日陰線は同時線(2週前高値巨大2トップ・イメージ)で反転気配アリ。
1時間足ベアの視点:1時間ハラミ足高安を戻り目候補に前日下降波を先週安値へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:先週安値まで売られればロング検討。
08/05金曜 21:30米雇用統計
2週前高値にもう一山つくるイメージ。
1時間足ベアの視点:2週前高値下Mmトップで日足クラス下降波戻り売り。
1時間足ブルの視点:2週前高値下Mmトップ崩れを狙って2016年安値抜き高値へロング。
毎日の値動き
08/01月曜
東京時間、金曜安値への下押しなくロングできず。
ロンドン時間、先週高値到達後は米国指標待ち。
NY時間、米国指標以降に買われ始めたが、先週高値と2週前高値の区間は日足下降波の戻り売りポイントなのでノートレード。
08/02火曜
東京時間、2週前高値2トップ(ダマシ高値アリ)で赤1ショート、プランBのドテン・ロングも準備。
ロンドン時間、15分SMA21をガイドにホールド。
NY時間、1時間チャネル安値到達で半決済、日足下降波戻り売りが始まる可能性から保有。
翌日の東京時間、15分SMA21上抜けで全決済。
08/03水曜
東京時間、1時間チャネル安値裏の黄1戻り売りは、1.105サポートのイメージ(2週前高値の巨大2トップ)で見送り。
ロンドン時間、1時間チャネル安値+1.02上にダマシ高値(ベア派の材料)を確認。
NY時間、1時間足ハラミ安値抜けで黄2ショートも黄1ショートと同じ理由で見送り。
08/04木曜
東京時間、前日下降波の戻り待ち。
ロンドン時間、1.02下に戻り目形成待ち。
NY時間、1.02Mトップ崩れで青1ロング、先週高値へ目安にホールド。
翌日の東京時間、先週高値付近1.025の2回目に試しでアウト。
08/05金曜
東京時間、先週高値で2トップ待ち。
ロンドン時間、高値切下げを確認。
NY時間、雇用統計前に赤1ショートを薄く仕込む。雇用統計は強い数字で急落、1.015反発で半決済、2ボトムで全決済。
ユーロ円
今週の見通し
概要
日足上昇トレンド継続中、5月安値がラス押し安値。先週の大陰線で76.4%まで深く押された。
6月高値2トップ起点の下降3波が安値137.0を更新、5月安値上昇波の76.4%ポイントに達した。
売り手の注目
買い手の注目
TR上段㊤:7月高値
TR中段:先週高安(安値側は7月安値)
TR下段㊦:5月安値
4時間足ベアの視点:基本戦略は6月高値起点の下降波の続き、1時間足SMA21電車道を5月安値(日足ラス押し安値)へ戻り売り。
4時間足ブルの視点:1時間SMA21電車道終了後、先週陰線の戻りをロング。
今週の値動き
火曜のNY時間まで先週の下落ペースが続いたが、2021年高値134.0達成以降、ショート組の利食いが始まり、先週下降波の戻り目ボックス内まで戻された。
水曜と木曜、先週下降波の戻り目ボックス内で戻り目をつくるも7月安値のサポートが効いて金曜雇用統計の発射台となった。
毎日の見通し
08/01月曜
先週陰線終値が4時間足クラスの前回安値137.0安値を更新、2021年高値134.0に向け1時間SMA21下り電車道継続。
1時間足ベアの視点:1時間SMA21ペースの下降波を134.0へ戻り売り、7月安値のサポートに注意!
1時間足ブルの視点:7月安値2ボトムでロング検討。
08/02火曜
前日陰線終値が7月安値をブレイク、1時間SMA21下り電車道継続。
1時間足ベアの視点:前日陰線を134.0へ戻り売り。
1時間足ブルの視点:134.0到達で溜まった売りポジションの利確を狙ったロング。
08/03水曜
1時間足ベアの視点:先週下降波の戻り目ボックスに戻り目を待ってショート。
1時間足ブルの視点:先週下降波の戻り目ボックス内、戻り目崩れで一段上の戻り目へロング。
08/04木曜
1時間足ベアの視点:先週下降波の戻り目ボックスでショート。①月曜高値レジから7月安値サポ抜けでショート。②137.0まで買われればショート検討。
1時間足ブルの視点:月曜高値戻り目崩れで137.0へロング。
08/05金曜
1時間足ベアの視点:先週下降波を戻り売り。①前日高値137.0から月曜高値付近への高値切下げで7月安値抜きショート。②137.0に2番天井形成で7月安値へショート。
1時間足ブルの視点:①月曜高値(三尊肩ライン)崩れで137.0へロング。②7月安値まで売られればロング検討。
毎日の値動き
08/01月曜
東京時間、高値切下げ2トップネック抜けで赤1戻り売り、ドル円も見ながら7月安値下の15分同時線確定で半決済。
ロンドン初動、7月安値下の2ボトムで全決済。
NY時間、当日足が7月安値下でヒゲになる考えからノートレード。
08/02火曜
東京時間、前日安値135.0割れで赤1戻り売り、2021年高値ミニ2ボトムでアウト。
ロンドン時間、135.0を割り込んだがアンダーシュートを狙う。
NY初動、133.5サポートで利確狙いの青1ロング(ドル円と同期)
翌日の東京時間、7月安値到達でアウト。
08/03水曜
東京時間、前日上昇波の下押しを確認。
ロンドン時間、東京高値で2トップ待ち。
NY時間、東京高値の2トップが崩れたが月曜強者の高値目前でノートレード。
08/04木曜
東京時間、月曜高値の戻り目崩れ(前日安値からの安値切上げ)で青1ロング、137.0達成でアウト。
ロンドン時間、7月安値への急落以降はノートレード。
08/05金曜
東京、ロンドン時間、雇用統計まで様子見。
NY時間、米雇用統計で急騰、137.0Mトップ崩れで青1ロング、5th4時間陽線クローズでアウト。
今週の視点
ドル円攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、日足節目131.5サポートを意識できること。
このプライスは日足クラスの最終防衛ラインであり、その直下にある日足チャネルラインや100日移動平均線(週足SMA21)とも共闘できる位置関係にありました。
そのため上位足トレーダーの利確ポイントとなり、先週の急落に乗れたショート組の利確も相まってV字反転しました。
2日火曜、131.5下抜けショートをホールドしてしまい、NY時間の急騰に飲み込まれなかったしょうか?
大きな時間足の節目ではオーバー・シュートすることがよくあります。
ユロドル攻略ポイント
今週の攻略ポイントは、2日の急落を受け、2週前高値下に大きなMトップをイメージできること。
29日陽線終値の日足SMA21ブレイクをみて「そろそろ、上抜けるだろう」と期待しましたが、そう上手くいきませんでした。
この期待感からか…逃げ場を失ったロングポジションのの撤退で2日の急落に拍車がかかりました。
ボクは2日の急落をみて、脳内イメージをオレンジMトップに修正しました。
2週前高値を越えられないなら先週の持ち合い継続を意味するわけなので、2日の急落をみてショートにバイアスをかけすぎると4日の2番天井を試す動きに巻き込まれます。
ケーススタディ
ヒトの歓喜と絶望。この強い感情に勝るエントリー・ポイントはありません。
つまり、自分が入りたいトコロじゃなく、他者が出たいトコロでエントリーすれば逆行しずらいので、他者の損切りや利益確定に合わせてポジションを持つのがエントリーのコツです。
さて、今週のドル円は『日足節目131.5』に差し掛かり、まさしく「他者の利確」を狙えるチャンスが到来しました。
そして『トレードの基礎と基本、5つの基本型とその応用テク』で紹介した5つの基本型のひとつ『行き過ぎた相場からの逆張り』が使えました。
他者の利確を狙うには節目が把握できる相場観が求められますが決まると爽快です。
それでは早速ケーススタディしていきましょう!
当然、日足の最終防衛ラインの認識がある熟練トレーダーならショートポジションの利確を考えます。
あなたが先週急落でのショート・ポジションを持っていても『日足節目131.5』付近で、どうなったら利確するか考えるでしょう。
その「どうなったら利確するか」が、他者の利確を狙った逆張りのエントリー・ポイントとなります。
このような逆張り手法では落ちるナイフを掴んで怪我しないことが肝心かなめ。
それには『行き過ぎもまた相場』という格言の意味をよく考える必要があります。
上位足節目とロウソク足の関係。
単純に勢いが強くて突き抜けることもありますが、上位足クラスの節目になるとピタリとは止まらず一定時間をかけてサポート・レジスタンスされることがあります。
今週の『日足節目131.5』をみてみると、4時間足以下はロウソク足は終値ベースでブレイクアウトしてます。
過去記事の『ローソク足と時間足、ヒゲで刈られなくなるシンプルな考え方』でもお伝えしましたが、この値動きをブレイクアウトと錯覚して、2日に下値追いするとV字反転に巻き込まれて大けがします。
1時間足チャートだと『日足節目131.5』を1日陰線終値も2日陽線も終値ベースで抜けてはおらず、日足節目に対して日足終値が抜けなければサポートされたとみなします。
節目周辺という見方。
今週のドル円は『日足節目131.5』とその直下にある日足チャネルラインや100日移動平均線(週足SMA21)とも共闘できる位置関係にありました。
その故に、日足チャネルラインと100日移動平均線を試して止まりました。
このように節目周辺のテクニカル指標と併せ見るべきことがありますし、注目度が高い経済指標や要人発言を併せ見るべきときもあります。
これは何もむずかしいことではなく、あなたがショート・ポジションを持っていたとしたら、当然併せ見て利確するはずです。
他者の利確を狙うエントリーポイント。
2日の131.5タッチで逆張りロングしたトレーダーは100ピプスも引かされてます。
この逆張りは『下げ止まり』を全く確認してないのでダメです。
いくら逆張りトレードでも下げ止まり確認は必要です。
『守破離の法則』を使い、上位足サポートと下位足レジスタンスの組み合わせでセットアップをつくると良いでしょう。
上位足の守りは日足チャネルライン+キリ番130.5+100日移動平均線のサポート。
下位足の破りは下り電車道のガイド1時間SMA21上抜け、もしくは、安値切上げから131.0ネックライン上抜けでいいでしょう。
事実、このタイミングから利確され始めたのか急騰しました。
これが最も早いエントリーポイントであって、これより早くなると精度が落ちるでしょう。
もっとシンプルにしたいなら『行き過ぎもまた相場、行き過ぎは逆張りのチャンス』でお伝えしましたが、『日足節目131.5』に対して日足ロウソクを使ってエントリーできます。
「1日陰線終値が131.5でサポート、2日足の陽転でロング」
仮に1日陰線の下髭が131.5を抜いても考え方は同じです。
日足陽陰転をエントリーポイントとするなら、損切りする位置に工夫がいりますが、シンプルまやり方でどの時間足にも応用できます。
今週のように日足クラスの節目にもなるとオーバーシュート部分も大きくて十分な利幅が期待できます、ぜひ、挑戦してみてください。
来週の攻略ヒント
概要
ベア派
先週陽線終値は2002年高値でレジスタンス。
2週前高値下降波の戻り売り、2週前高値と先週高値が戻り目ボックス。
ブル派
日足ラス押し安値131.5+日足チャネルライン+100日移動平均線の強いサポートで逆三尊天井を形成。
先週の逆三尊天井を根拠に日足押し目買いの続き、7月安値割れまで2002年高値更新を狙う。
概要
ベア派
日足下降波の戻り目1.03に巨大なMトップが完成目前。
①日足下降波戻り売り、1.03Mトップを根拠に1.00へショート。②7月高値付近まで買われればショート検討。
ブル派
7月足の1.00サポートと1.00から1.01への安値切上げ。
①1.03Mトップ崩れを狙ってロング。②1.00まで売られればWボトム検討。
デイトレード
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